部活アンソロジー2 「春」 (ファミ通文庫)

著者 :
  • エンターブレイン
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047290952

作品紹介・あらすじ

窓の向こうの美しいものを見守る共犯関係の二人を描く、野村美月『鑑賞部の不埒な倫理』、日日日『根暗男子のバスケットボール』、田尾典丈『インセンシティ部』、田口仙年堂『輝け、モ部!‐Flash mob‐』、岡本タクヤ『僕たちの部活動はまだ始まったばかりだ!』のWEB掲載作に文庫『僕学』に繋がる掌編、石川博品『地下迷宮の帰宅部』の書下ろしを加えた全七篇でお贈りする、努力と情熱の先にある何かが垣間見える部活エピソード集第2弾!

感想・レビュー・書評

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  • コミックはアンソロはあまり好きではないのですが、これは面白かったです!

  •  「部活」がテーマのアンソロジー。ファミ通文庫は他にもけっこうアンソロジー出してるみたい。

     ラノベもラノベ作家も増えてきてるし、他のレーベルもアンソロジーを出してくれると嬉しい。その年デビューする作家たちのお披露目アンソロジーとかさ。

     気に入ったのは、「僕たちの部活動はまだ始まったばかりだ!」(岡本タクヤ)と、「地下迷宮の帰宅部」(石川博品)。

     特に「地下迷宮の帰宅部」。こないだ読んだ「ヴァンパイア・サマータイム」の作者さんなんだけど、こんな少ない文字数でホロッと切なくてやるせない感じを書けちゃうのか。すごい!

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著者プロフィール

合唱王国福島出身。春の夕暮れに生まれる。幼いころから読むこと、書くこと、眠ることが大好きで、作家を目指す。作品に「文学少女」シリーズ、「むすぶと本。」シリーズ、『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』(いずれもファミ通文庫)などがある。

「2021年 『世々と海くんの図書館デート(5) 春めくきつねは、つりばしにゆられて、あのこに会いにゆきます。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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