- Amazon.co.jp ・マンガ (177ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047295483
作品紹介・あらすじ
中世日本の語り部が紡ぎ出した、「おとぎ話」全八編。近藤ようこの傑作短編集、待望の新装版。
感想・レビュー・書評
-
好みのテイストで、とても満足な一冊でした。
ちょっと毒のある、ファンタジー(っていうよりお伽話がしっくりくるかな)。
人に指摘されて気づきましたが確かに杉浦日向子にテイストが似ています。
杉浦日向子も好きなので、なるほどです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
夢を見ていたような不思議な読後感。涙を流すねずみの可愛らしいこと。
-
説話物によくある"型"を用いて、よりファンタジックに、よりロマンチックに仕上げた短編が八つ。
短編にしておくのには惜しいと思ってしまうほどの完成度のものばかり。まるで、ながいながいお話しの、一片だけを切り取って語っているかのようです。
お気に入りは、「石の赤子」と「稀人」。
近藤ようこさんは、こちらとあちらの仲介者を描くのが本当に上手い。 -
君よ知るや南の国
怖ろしくも美しく素敵だ。 -
2006年、ぶんか社刊行作品集に新規あとがきを加えた再刊。近藤ようこ氏の描くヒロインは独特の色気があるなー。
-
祝復刊