夜の太鼓 (ビームコミックス)

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン
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本棚登録 : 72
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047295926

感想・レビュー・書評

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  • 「エスパー修行」
    たった一度の自発的行動と、たった一度の失敗によって
    人は大人になりうるという話

    「バートルビー」
    メルヴィル原作
    鉄の意志でもって成熟を拒絶する男と、「配達不能郵便」の話

    「夜の太鼓」
    大人への率直なあこがれを持ち続ける男の子と
    老いのみじめさにおびえる女の子

  • 山川さんの絵と空気には独特の味がありますねー。
    そして基本「不器用でマジメ」です。
    今回も、そんな人々の物語。
    時にツラいけれど、哀しいけれど、
    その先には何か、きっとありそうな。

  • 寝たきりの老人に、谷崎「瘋癲老人日記」、室生犀星「蜜のあはれ」を読み聞かせる『エスパー修業』
    メルヴィルの傑作を漫画化『バートルビー』
    理解不能、コマ間を読め!『夜の太鼓』
    どれも汲めども尽きせぬ3作品。

  • 大きく分けて3つのお話し。

    ・エスパー修行!
    ど、
    どうしてエスパーになれたの!?
    弟子入りしたい!

    ・バートルビー
    よくわかんないです・・・。

    ・夜の太鼓
    もの凄く怖いわぁ。。。

  • 彼らはこの先どうなるのかな。

  • 日常ファンタジー系な空気感。エスパーを志す女の子がやたら可愛い

  • 相変わらず上手い。
    丁寧なシゴトってのはこういうのだな。

    原画展、行きたいなぁ。

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著者プロフィール

一九六二年大阪生まれ、東京育ち。高校時代から同人誌活動を始め、一九八八年『シリーズ間借人』(ヤングチャンピオン連載)が漫画雑誌初掲載。主な著書に『コーヒーもう一杯』『澄江堂主人』『シリーズ小さな喫茶店』(以上、KADOKAWA)、『道草日和』『写真屋カフカ』(以上、小学館)、『ハモニカ文庫と詩の漫画』(ちくま文庫)、『日常の椅子 菅原克己の風景』(ビレッジプレス)、『猫町』萩原朔太郎原作付(タイムレスブックス)など。ほか自主制作本多数。

「2021年 『短篇文藝漫画集 機械・猫町・東京だより』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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