作品紹介・あらすじ
引きこもり公主・朧月が持つ、幽鬼が見える不思議な力"双界の瞳"。幼い朧月の側にはその能力に名前をつけたとある道士の存在があった。婚約者兼ご主人さま(?)の蒼刻もまだ知らなかった朧月の過去。醒教事件は解決したものの、葉家に出没する幽鬼の捜索を依頼されたり、いちゃつく暇のない2人の前にその道士・螢火が現れ-!?4コマ・コミックも満載の第13弾!!
感想・レビュー・書評
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引きこもり大好き主人公の目について
名称を教えてくれた人が、久しぶりにやってきた。
今、の状態を打破するために頑張っていれば
小さい頃の知り合いが~の状態ですが
その時から、の姿はどうなのでしょう?
何かこう…若い気がする、と思っていたら
最後には一応謎? も解けました。
主人公の過去やら、もふもふの過去やら
彼の過去やら、が合間合間にご登場。
事件らしいものはありませんが、今後の布石になりそう?
ついている漫画に、ちょっとほっこりw
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引きこもり公主・朧月が持つ、幽鬼が見える不思議な力“双界の瞳”。
幼い朧月の側にはその能力に名前をつけたとある道士の存在があった。
婚約者兼ご主人様(?)の蒼刻もまだ知らなかった朧月の過去。醒教事件は解決したものの、葉家に出没する幽鬼の捜索を依頼されたり、いちゃつく暇のない二人の前にその道士・螢火が現れ…。
醒教事件が終わって一区切りなせいなのか、出会いのあらすじマンガや合間に四コマなどが仕込まれていて、くまのさん大活躍の今巻。
今回は今まであまり語られなかった朧月の過去がメイン。割と重要そうでいながらいままでスルーされていた道士・螢火が登場し、これもしかして蒼刻にライバル登場ってことなのか?って思ったら予想外に早く退場されてしまった。というか螢火さんは冥界側の人だったということか。
前巻あたりから不穏な勢力がうろうろし始めて、油断ならない感じ。
個人的に子供時代の朧月、静心の兄妹話が良かった。こんな悟りきった妹じゃ兄様も大変だったろう。大人びてしまったのも納得。
あと間章として蒼刻と張さんの出会いもあり。いきなり本筋から話が飛んだまま結構長々語られたので、ちょっとびっくりさせられた。巻末読み切りかと思ったくらい。
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本編13巻、醒教事件が解決した後日談と、朧月が持つ異能を「双界の瞳」と名付けた道士、螢火が姿を現わす話。
普段の半分にも満たない頁数にも関わらず、「箱庭を舞う胡蝶」「金蘭の契りは静けさのうちに」という、朧月と蒼刻の過去編つまり番外編付きなので、本編は実質150頁もない。また、番外編は巻末ではなく本編の合間に入れている、イラスト担当の6頁漫画は無理矢理詰め込んだ話、と両者ともに非常に読みづらい。このように発売延期するほどの内容とは思えない。なんだこれ。良かったところは、97頁の螢火が好みぐらいかな(笑)番外編は別にこの巻に収録しなくても良いと思う。
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最初にマンガがあったり、過去の朧月の話があったりと、一瞬番外編?かと思いましたけど、ちゃんと前巻の続きでした。
朧月と蒼刻はいつもどおりのいちゃついてましたけど、蒼刻の知らない朧月を知る道士の蛍火が現れて、朧月と親密な感じを見せたら、案の定、蒼刻が絡む絡む(笑)
若く見える蛍火ですけど、実際は結構なお年だそうで、蒼刻が朧月を好きだと分かった上でのちょっかいというのが見え見えでした。蒼刻も若いなぁ。
もっと蛍火が出てくるのかと思っていたのに、朧月を目覚めさせたら、あっさり死亡。もうちょっと蒼刻を煽って欲しかったのに残念。
まあ、だいぶん長く続いたシリーズも、朧月の「双界の瞳」の話になってきたんで、そろそろ終わりかな。蒼刻VS劫という感じになりそうです。
木村千世の作品