幻想風紀委員会 物語のゆがみ、取り締まります。 (ビーズログ文庫アリス)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 79
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047309722

作品紹介・あらすじ

新月の夜。高校へ忘れ物を取りに戻った火野弥嵩は、突然身体のない≪足≫に襲われる! 逃げる弥嵩の前に“幻想風紀委員会”と名乗る二人――陽気な倉岡と生真面目な稲葉が現れた。彼らは怪異を起こすほど歪んでしまった『物語』と現実の境界を正すのが役割だという。≪足≫の正体を探るべく、二人に協力することになった弥嵩だが……!?

感想・レビュー・書評

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  • 学園✕怪奇現象✕物語、美味しい組み合わせ! この巻だけでも楽しかったけどキャラ掘り下げたら絶対もっと美味しいエピソード出てくるから続刊出て欲しい、顧問の先生のことが私、気になります!

  • 高里椎奈の久々の新作ということで手に取ってみたが、なんだか面白くない。途中で挫折。この人は学園モノをやるのは難しいかも。

  • 弥嵩のは特異体質だと思ってたら、まさかカグヤが原因だったなんてな。
    でも、カグヤは歪みに関係してるだろうなというのは予想出来た。
    弥嵩がこちらの世界に招いたことで、〝栞〟の役割を果たしてしまい、それ故あんな体質になってしまったんだな。
    弥嵩は幻想風紀委員会を通して、人間的に凄い成長したよな。
    攻撃的な性格で誰かと仲良くなる努力とかもしてなかったけど、ユキとはフレンドリーさに押されつつ仲良くなっていったし、颯とも社交性に包み込まれながらも自分からも歩み寄っていった。
    カグヤからは自分から仲良くなろうとしたし、朔也は強さに惹かれ尊敬しながら自然と距離縮まった感じ。
    稲葉とは喧嘩しながら着実に距離が縮まった。
    弥嵩、ほんと成長したよ…!
    カグヤについては、最後本当に思いやりをもって接したよな。
    カグヤのために幻想風紀委員会の再試験を受けようと。

    幻想風紀委員会についてはまだ謎が残るからちょっと補完してほしいような気もする。
    だって、あの牢屋みたいなの何なの?
    それに過去の先輩の失踪だとか朔也のお兄さんだとかOBとか先生とか、あれこれツッコミどころ多い。
    颯と朔也がどういう経緯で委員会に入ったのかも気になるし。

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著者プロフィール

茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に、デビュー作を始めとする「薬屋探偵」シリーズ、「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ、「フェンネル大陸」シリーズ(以上、講談社)などがある。2019年5月に「うちの執事が言うことには」が映画化された。

「2023年 『雨宮兄弟の骨董事件簿 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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