こころに効く「断捨離」 角川SSC新書 (角川SSC新書 146)

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  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047315693

作品紹介・あらすじ

私たちは「モノが溢れて息がつまりそう」だとか、「閉塞した人間関係で、気持ちが萎えたまま」だとか、とかく心に重荷を抱え込んでしまいます。モノの片づけ術と思われがちの「断捨離」ですが、実は"思考の片づけ術"。負荷となっている問題そのものより、そこにとらわれている心のズレに焦点を当て、目には見えない心を整理する。心を重くしている問題への固着を取り除き、ブレている心の軸を元に戻すことで、心が軽くなり、解放されることを伝えます。

感想・レビュー・書評

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  • 相手への期待について知りたくて読書。

    断捨離の応用版。断捨離の哲学性、奥深さを感じる。

    前書から読んでいくと道筋が見える。

    相手への一方的な期待が精神面や人間関係へ影響を与える。
    相手へ期待することは他者依存が強い。自己肯定力が低い…のか。

    過度に期待しないようにする。仮に予想通りにならなくても動じないように事前に心構えを持っておく。

    健全な自己肯定力を持つ。小さな約束、目標達成を積み重ねることで自信を育む。この上向きなサイクルで自己肯定力は高まっていくのだと思う。

    これがブレない自分軸だと理解。

    過去と未来は断捨離領域なので排除して今に着眼する。今解決するべきものか、解決できない問題か考え、絞り込む。さらに自分軸を今に絞り込むことによって心が乱れる要素を外して心のブレを検証する。

    この考え方は面白い。

    読書時間:約35分

    • だいさん
      ブレない自分軸

      これは いい!
      ブレない自分軸

      これは いい!
      2014/08/14
    • びあしん慶次郎さん
      だいさん、

      自己肯定力が低い人や自己嫌悪の傾向が強い人は人によって態度が変わりますからね。経験上よく分かります。
      だいさん、

      自己肯定力が低い人や自己嫌悪の傾向が強い人は人によって態度が変わりますからね。経験上よく分かります。
      2014/08/17
  • 思考が整えば、気持ちも整う、気持ちが整えば、物も空間も整う。口癖は私たちn心のブレや決意、覚悟のほどを知ることができる。心の核心が口癖。
    高い意識と深い意識が備えられれば、自分の心のブレなどおのずと修正される。

  • 今までもかなり断捨離をしてきたけれど、
    まだまだ執着している物があったと気付かされました。

    家の中の物たちをついついイメージしてしまったりして
    ちょっと集中できなかったです(^^;

    今日新たに処分したけれど、まだ「これはまた次回の整理の時に処分しよう」と先送りにしたものがありました。。

    またコレ系の本を読んで啓発されよう。

  • 自分の軸を取り戻す。自分の軸に戻る。
    ものごとを 断・捨・離 のように 3つに分けて考える。
    この「こころに効く」版では「捨てる技術」については語られていない。

  • =むやみに物を捨てるのが断捨離ではありません。
    断捨離とは、モノをとおして自分と向き合い、
    自分の軸を再構築していくこと。

    自分が何を必要とし、何をふさわしいとし、
    何を心地よいとするのか、かんがえ、感じ気づいていくのです。
    自分の志向と試に向かい合い、検証していく作業です。
    ~~~
    何事も前提を踏まえてこそ、機能的に働かせることが可能となります。
    前提は、無意識無自覚に抱え込んでいた心の負担をなくすこと、
    つまりは、無意識・無自覚であったがための「不要・不適・不快」を
    意識的に「要・適・快」に入れ替えていくことにあるのです。

    モノがあふれ、息がつまりそうな”私”だったら、
    新鮮な空気とともに木が流れ込むように通り道を作っていく。
    空気を入れ替えることで呼吸が深くなり、
    気が通ることで物事が円滑に動き始めます。=

    実際実行してみてこころが軽くなったのはモノと一緒に
    心にも必要だった空間ができたからですね!

    すべての人に読んでもらいたい!

  • モノを「捨て」、不要なモノを「断ち」、執着から「離れる」。

    過去へのとらわれ、未来への不安は自分自身への信頼の欠如である。過去と未来の縛りを取って今できることを考える。

    不快の気づきは「快」への気づきの瞬間。

    断捨離とは、モノをただ捨てるのではない。思考を整理するためにまずは目に見えるモノから整理していきましょうという考え。

    「いい人でありたい」と他人軸の生き方をやめ、自分軸・今の軸で生きていこうと思った。

  • 今の自分を振り返るのに役に立ちそうなヒントがたくさんあったような気がする…何回も読み直したい。

  • 片付けることは「動禅」である。
    心を整え、自分自身を「自分軸」に戻すということが大切。

  • 意味分かんなかった。
    2012年発行だから?
    何だか概念の話?

  • こころに焦点をあてた断捨離本

    心の囚われ、ぶれ、

    じっくり読むと自分を見直すきっかけを見つけられるかもしれません。

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著者プロフィール

東京都出身、石川県在住。早稲田大学卒。学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨業・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落としこみ、応用提唱。年齢・性別・職業を問わず誰もが実践可能な自己探求メソッドを構築。全国各地でセミナー・講演をする他、新聞・雑誌・TV・ラジオ等多様なメディアを通しても、精力的な活動を展開している。著作は、ベストセラー『断捨離』『俯瞰力』(共にマガジンハウス)をはじめとし、多数の断捨離関連書籍は250万部を超えるベストセラー。



「2013年 『断捨離スケジュール帳 2014』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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