レイデ夫妻のなれそめ 君が忘れた思い出の場所 (ビーズログ文庫)
- KADOKAWA/エンターブレイン (2016年6月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047340985
作品紹介・あらすじ
夫婦にとって“変化”は刺激──そんなアドバイスもあって旅行へ出た蜜月中のレイデ夫妻。そこで夫の恩師アインハウズに遭遇し、夫の昔話に花を咲かせるが、リナは旅の目的に夫の秘密を感じる。でもそれを探る方法はいくらでもある。そう思い街へ出たリナだが、そこで『魔物解放団』のマリアンヌが、とある人物といるのを見かけ、思わず追跡してしまうが──!?
感想・レビュー・書評
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相変わらず甘々ではあるものの、恐怖心を持たず歯止めなく危険に首を突っ込む妻リナを想い「駄目」を繰り返す夫のザイラス。約束したこととはいえ繰り返される駄目に不満が募り言うことを聞かずに首を突っ込むリナ。ザイラスの恩師や魔物解放団のマリアンヌも出てきて、やっぱりというかなかなかバタバタしたりちょっと重い展開になってきたり。
今回2人は旅行に出かけているので、王と王に仕えるリナの兄ヴァルターはほぼ出てこない。ザイラスの過去がだんだん明らかになってきたり、リナの失われている記憶が少しずつ戻ってきたりする。本編の他におまけ短編が2本と紹介マンガも掲載。短編の1つで、ザイラスの執事マーティンの、これまでに見られなかった様子の1つが見られておもしろい。
次回が最終巻とのことで、だいぶお話が広がってるけど収束するかな? あとはヴァルターに隠されていることがありそうで気になる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
蜜月中のレイデ夫妻だけれど、ちょっぴり倦怠期?
恐怖心が自分にはないことを自覚したリナは、夫ザイラスの言葉に従うと承知したけれど、彼に『駄目だ』と言われるたびに小さな反発心を感じて…
夫婦円満のために二人で旅行に出かけたけれど…物語は一気にクライマックスへ。
次の巻でラストなのであります。
おまけが多い分、メインストーリーは短めですが、楽しみにしております。
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