碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語- 2 (ビームコミックス)

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン
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本棚登録 : 191
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047341357

作品紹介・あらすじ

ファラオになる決心をしたシェプストを真っ向から否定する夫トトメス2世と、その取り巻きたち。中でも第2王妃であるソティスの存在はシェプストを追い詰め、宮廷内の権力争いは激しさを増していく。さらにシェプストは、厚い信頼を寄せていた従者センムトから“ある事”を告げられ、大きな衝撃を受ける……!
3500年前の古代エジプトに実在した、女帝ハトシェプスト。彼女の激動の生涯を、力強く華麗に描き出すヒストリカル・ロマン第2巻!

感想・レビュー・書評

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  • シェプストの決意がしみた。

  • 若く未熟な者にありがちな判断ミスと中途半端な助けかたの連続の話でした。
    経験値が少ないからしょうがないのかも。
    でもたとえ平民でも助けようとした心は無くして欲しくないなぁ。

    そして敵は男も女にも多くいてキツイですね。
    特にスネルセトは女ってだけでみくびっていそう。
    ハレムは大奥みたいなものなのかな?
    ソテス怖すぎだしこれからも敵で出てきそう。

    センムトの恋心はわからなかったけれどまた出てきてほしい!
    好きなキャラだし。

  • 王妃として置物であることを拒んで、少しでも自分の目指す理想へと進むため行動するシェプスト。そこに立ちはだかる宗教権力と後宮での女の争い。
    王宮内では、圧倒的な既存権力のトトメス2世。味方であったセンメトは左遷されてしまいます。ハプスメスが一応いますが、彼はあくまでスネルセトへの対抗で王妃に味方してるだけのような気がするんだよなぁ。敵の敵は味方というけど、積極的味方ではないように思えます。
    つまり、王宮内に味方はいない状況であると。

    解放された捕虜の男の子、左遷されたセンメト。外国や民間にシェプストの味方の種がまかれている2巻。彼らの種が芽吹くときが、シェプストの野望がかなうときか。

  • 今巻は王の成長物語の初期によくありそうな、志は高いけどまだまだ未熟というエピソード多し。使役される民衆が可哀想!ってやったら側近に甘いんだよと言われたり、敵の悪事を暴いて正義の鉄槌!ってやったら敵に甘いんだよってやり返されたり。色々な王の成長物語が巷にあふれる昨今、今時珍しいくらいテンプレな王道展開だなと思いました。
    主人公も勿論、登場人物が皆キャラ立ってて魅力的です。兄王は、主人公視点でははっきり敵役で描かれているけど、多少ヤンチャではあるものの悪い王ではないよね。先頭に立って戦ってくれるんだから、むしろ国民からすれば頼りになるかもしれない。王の愛人ソティスも頭の良い悪女で敵ながら良いキャラですわ。あと一巻でも思ったけど、妹姫カワイイからもっと登場しないかなー。
    早くもセンムトが離脱ですが、新キャラの強面神官も良いし、次も楽しみです。

  • 残念ながら敵は多い。

  • 古代エジプトのハトシェプスト女王の生涯を描く漫画。2巻も面白かった。
    絵の上手さが迫力ある画面になっていて、ぐいぐい読んでしまう。エジプトの文化、風俗なんかも意外と知らなくて面白い。続きが楽しみ。

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