銃座のウルナ 2 (ビームコミックス)

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン
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本棚登録 : 169
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047342491

作品紹介・あらすじ

ウルナ・トロップ・ヨンク…小さな美しい地方都市で生まれ育った彼女は、狙撃手として、戦場で生きると決めた。過酷な戦争の時代を生きる女たちの胸引き裂かれる悲劇を描き出し、大反響のSF巨篇、衝撃の第2巻。

感想・レビュー・書評

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  • 今まで見えてみた世界・信じていたものにほころびが生じ、
    価値観を大きく揺さぶられる第2巻。
    ラトフマと異形ヅードとの絡みを見たときには
    これはいったいどういう世界なのかと思ったけれど、
    なるほどそんな秘密があったとは。
    第1巻で触れられたさりげない伏線が効いてました。
    さて。揺らいでしまった世界は元には戻らない。
    ウルナは、世界は、これからどうなるのだろう?
    続刊に期待です。

  • 2016-9-8

  • ヅードに拉致られらウルナ、そこにはラトフマが居て…。もし本当にラトフマの言うような事がウルナたちに起こっていたとしたら、ちょっと薄ら寒くなるな。でもなんでヅードはあんな姿なんだろう? それも何か意味があるのかな。感謝、感謝のお借り本。

  • 女性の情念が絡んだ拷問はきついなー。
    ヅードが醜い歯茎に見えるのは理由があって。
    実験台にさせられている?
    ともあれ誰だかに助けられて、仕切り直しになりそうだ。

  • うーむ・・・どうなるの

  • 2016/9/9購入
    2016/9/15読了

  • 耳飾に隠されたプロパカンダが綻びを見せることで仕向けられた意義とその行為への正当性化に歪曲され、覆い隠された不都合な真実となるからくりとそのからくりの秘密によって揺らぐ主人公の存在とそこから見え隠れする思惑が足元を掬い、崩壊へと誘う、見ていたものが聞いていたものが崩れていく様を主人公の目を通し、読者を巧くはぐらしてはまだ明かされない謎とともに物語に惹きつける構成が妙に憎らしい。
    ヅードは不利益なる存在か、脅威を脅かす存在か、邪魔な存在か、何故に殺さねばならないのか?
    動き出した時は止まらない。殲滅戦が始まる。

  • 絶対的な悪に立ち向かう志願兵、というストーリーが第一巻だとしたら、この巻は、攻められる方から見た、戦争の真実。なぜ、臭い匂いを放ち、この世のものとも思えない醜い姿に見えるのか、なぜ絶海の孤島の少数民族が戦いに立ち上がったのか、そしてなぜ戦いが続けられるのか。その後の作戦は、と。ただ一つの真実として塗つぶせないものがそこにはあった、と。今まで見ていた地平をひっくり返されるというか。

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