A子さんの恋人 6巻 (ハルタコミックス)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047357884

作品紹介・あらすじ

大人げない大人たちの迷走恋愛模様、いよいよ最終幕。勢いで日本まで来てしまったA君だったが、えいこと会って遂にひとつの結論に辿りつく。えいこ、そして周囲の面々を驚かせたその答えとは? A君の来日と帰国を中心に綴られるドラマチックな第6巻。もちろん、大人気の悪友コンビ・けいことゆうこが暗躍するエピソードもたっぷり収録。

感想・レビュー・書評

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  • 人から勧められて1巻から6巻まで一気に読みました。
    ジャンルとしては恋愛ものになるのかもしれませんが、そういう感じではないし、青春ものでもないし、面白い人たちが面白いように生きていくうちに大人になっていく様を見る漫画でしょうか。
    人生には色々な人との出会いやタイミングがあり、面白いですね。

  • NY10年在住現代アート作家、近藤聡乃さんが描く。美大同級生A太郎とNY長期滞在中に知り合った現地翻訳家A君との間でグタグタ三角関係を続けるA子さん。恋愛物語だけでなく、ミニマリストなど取り巻く人達の人生観を通しても考えさせてもらいました。次巻完結らしいです。

  • まじかあああああ

  • 前巻読んだの2018年9月… 「A君、大英断!!」の帯の通り、大英断だった。ビジネスクラスでもいいとおもったくらいの思い切り。阿佐ヶ谷よさそうな街。「言葉が足りない」友達であっても恋人であっても、言葉が足りないとずっとすれ違ったままだよな。もうすぐ11月がやってくる。

  • 日本に来たAくんと阿佐ヶ谷を散策するときの、Aくんの独白が切ない。そしてAくんはたしかに、結婚の約束をすることで縛ろうとしたんじゃないか?と自問自答している通りその意図はあったとおもう。前の独白で言っている通り、A子との日常が欲しくて、縛ってしまった。

  • 鮮やかなラストだった。とても好き。

  • A君、動く!
    ももちろんいいが、U子ちゃんの、私は海岸にいて、他の人は●●していて……という譬えが、かなり本作全体の振り返りになっていて、こういうことを考えられるU子ちゃんのことをぐっと好きになってしまった。

  • 突然のAくんの日本への来訪。阿佐ヶ谷の町を二人で歩くシーン。Aくんの、おれはこういう時間をA子と過ごしたかっただけなのに、なぜあんなこと言ってしまったんだろうという独白。そこからの白紙に戻そうという決意。お互いに縛られてないほうがよい選択ができるという思いが絡まりあい。そして、いつまでも同じようでいて時は過ぎゆく。

  • ドラマチックで切ない。月並みな言葉。でもそれをこんなストーリーと思考で表現する度量。

  • 2020/4/9購入
    2020/4/10読了

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著者プロフィール

一九八〇年千葉県生まれ。マンガ家、アーティスト。二〇〇〇年にマンガ家デビュー。アニメーション、ドローイング、エッセイなど多岐に渡る作品を国内外で発表している。コミックス『はこにわ虫』『いつものはなし』(ともに青林工藝舎)、『うさぎのヨシオ』『A子さんの恋人』全七巻(ともにKADOKAWA)、作品集『近藤聡乃作品集』(ナナロク社)、主な個展に二〇二三年「ニューヨークで考え中」(ミヅマアートギャラリー/東京)、二〇一九年「近藤聡乃展 呼ばれたことのない名前」(三菱地所アルティアム/福岡)がある。二〇〇八年よりニューヨーク在住。

「2023年 『ニューヨークで考え中(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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