売野機子短篇劇場 (ビームコミックス)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 144
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047362482

作品紹介・あらすじ

哀しみも痛みも、
恋しさも愛おしさも、
私達の心はすべて、
私達のものだから。

描き下ろしを含む9篇を収録、
稀代のストーリーテラーによる、珠玉の作品集。

●収録作品●
『ロボットシティオルフェンズ』
『運命とか信じるきみだから』
『まりすのせいなる墓あらし』
『痴者の街で』
『knife』
『成人式』
『神さまの恋』
『航海』
『ロボットシティオルフェンズ2』(描き下ろし)

感想・レビュー・書評

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  • 初期の空気感が帰ってきた感じ。どことなくわかりづらくてどことなく共感と救いがあって言葉にできないデカダンな雰囲気が混じり合って、読後の満腹感がある。

  • カバーがかっこいい!
    思春期の狭い視界が、限りなく広く深く思える絶望と生への誠実さ、そこから飛び出せるんだよという優しい促し。

  • 物語は分かりやすいが省略の思い切りがいいから複雑に読める。楽しい。

  • 画業10周年というタイミングで刊行された短編集。雑誌掲載から同人誌の作品ごちゃまぜです。収録タイトルはコメント欄。説明が難しいんですが、売野さんのいう「分かり易くない」「ちょっと変な」世界観好きだわ。元々短編好きなのもあり購入して良かったです。お気に入りは、スキャンダルから事務所契約解除となった俳優のおはなし「まりすのせいなる墓あらし」、誰かのために尽くすのが得意な女子高生のおはなし「神さまの恋」。
    収録タイトル「ロボット・シティ・オーフェンズ」「運命とか信じるきみだから」「まりすのせいなる墓あらし」「痴者の街で」「KNIFE」「成人式」「神さまの恋」「航海」「ロボット・シティ・オーフェンズ2」

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著者プロフィール

売野機子(うりの・きこ)漫画家。東京都出身。
2009年「楽園 Le Paradis」(白泉社)にて、『薔薇だって書けるよ』『日曜日に自殺』の2作品で同時掲載デビュー。
『薔薇だって書けるよ―売野機子作品集』(白泉社)、『ロンリープラネット』(講談社)、『MAMA』全6巻(新潮社)、『かんぺきな街』(新書館)、『売野機子のハート・ビート』(祥伝社)、『ルポルタージュ』(幻冬舎)ほか、著書多数。

「2019年 『ルポルタージュ‐追悼記事‐(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

売野機子の作品

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