彼女が死んだ夜―匠千暁第一の事件 (カドカワノベルズ)

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著者 : 西澤保彦
  • 角川書店 (1996年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047873018

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彼女が死んだ夜―匠千暁第一の事件 (カドカワノベルズ)の感想・レビュー・書評

  •  タックこと匠千暁の登場するシリーズ第1弾……になるのかな? 厳密に言うと、著者のデビュー作「解体諸因」(講談社ノベルス)に続く2作目。ただ「解体~」は本作の数年後の物語で、彼らは、すでに社会人となっていますが。

     門限はなんと18時! 超箱入り娘の女子大生、通称ハコちゃんこと浜口美緒が、やっと両親から勝ち取ったアメリカ旅行。両親がたまたま留守にして、キャンパスの仲間達が壮行会を開いてくれた出発前夜、家に帰ると台所に見知らぬ女性の死体が……。

     著者にしては珍しい(?)正統派ミステリー。何も飛び道具は出てきません。それが故に、なかなか読み出さずに今の今まで未読の書庫に眠っていたんだけどね。ええ、反省してます。
     最後の最後までコロコロと変わる展開や、生き生きしたキャラクター等は言うまでもなく良作(西澤保彦って、クールビューティーが好きなのかな)。ある意味、そういったひとつひとつが飛び道具なのかもしれない。
     ただ、あまりにも偶然に頼る箇所がありすぎて、また出てくる推理も突飛すぎるのね。そういうモンだ、と思えばいいんだろうけど、どうもそこら辺がスッキリしないんだよな。

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