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- Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047915435
感想・レビュー・書評
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宗教と性、老い。ウェルベックのメッセージは強烈。それでいて荒凉とした文章。
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オリジナルと何世代かあとのクローン?が交互に語って物語りは進むのだけれど、そういう構成っておもしろいと思うし、物語の設定自体もすごくおもしろく思ったのだけれど、うーん、私にはなんか読み進み難かった。
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面白い話だ。ただ二冊目のミシェル ウエルベックだけど、やっぱり読んでるとちょっと嫌な気分になる。それが消えない。
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邦題「ある島の可能性」。僕は正直なところ、正面切って「好きな作家はウェルベックですね」なんて言う人がいたら、その人の人格を疑いたくなると思う。読むことはあっても、それをフェーバリットに挙げてくるってのはちょっと。相も変わらず、読んでいて嫌な気分になること多々。相も変わらず。主題となっていることは「性」であり「セックス」であり。それらをSF的に散りばめていくという。過激で辛辣なようでいて、特にそれは過激でも辛辣でもなく、ただただ的を射ているからこそ、読んでいて嫌な気分にさせられるわけだけど。それにしても苦しい読書だった。(07/10/13)