コロシアム (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 95
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048650540

感想・レビュー・書評

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  • 特異な舞台設定や話の展開なんかは面白いが、さすがにマンネリになりつつある。
    特に登場人物に関しては、(高校を舞台とした作品において)毎回似たようなタイプのキャラクターばかりな気がする。

    終盤のあまりに駆け足かつ消化不良な結末は、続編が出るのが分かってないと納得いかないレベル。

  • いつもの土橋真二郎。命をかけたゲームに勝手に参加させられ、少ない初期情報からこつこつと情報を集め、日頃の人間関係の脆さが露見し、ゲームの真実に気付く。どこかで見たような展開とどこかで見たような人間関係における反省。「いつもの」が「代わり映えしない」に感じる。今までも「いつもの」土橋真二郎だったんだろうけど、今回はよりそう感じた。ゲーム性よりもヒロインの人間関係に関する反省が前面に出てたからなのだろうか。質が下がったとは思いたくないのだが。

  • 「閉鎖空間にとらわれてデスゲームをしていたと思ったら、外の世界も封鎖されていた」といういつものヤツ。
    例によって「女(男)子学生はこういうもの」というテンプレ化した人物描写もアリ。

著者プロフィール

土橋 真二郎:第13回電撃ゲーム小説大賞〈金賞〉を『扉の外』にて受賞。極限状態のキャラクターの心理描写がある。著作に『OP-TICKET GAME』『コロシアム』(共に電撃文庫)ほか多数。『生贄のジレンマ』(メディアワークス文庫)は金子修介監督にて実写映画化。

「2022年 『魔法少女ダービーII』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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