笑い猫の5分間怪談(6) 死者たちの深夜TV

著者 : 那須田淳 緑川聖司 越水利江子 令丈ヒロ子 芝田勝茂 松原秀行 藤木稟

制作 : 那須田 淳 

• KADOKAWA (2016年7月8日発売)

作品紹介・あらすじ

アリサはミサキの家で超仲の悪い同級生玲奈とお泊まり会することに。そこでついたウソのせいで、TVから毛だらけの手がのびて3人をひきずりこむ。猫の怪談を聞きながら命がけのTV番組めぐり！3人はぶじ帰れる？

感想・レビュー・書評

[unknownさんの感想 · 2016年7月25日]

作家は那須田淳、緑川聖司、越水利江子、令丈ヒロ子、芝田勝茂、松原秀行、藤木稟 。
イラストレーターはokama、藤田香、Patty、もけお。

女の子３人のお泊り会で笑い猫が発生。
ＴＶ番組の中に引き込まれてしまう。

今回の５分間怪談はそれもファンタジックな要素が多かった。
「月夜の金魚」の金魚玉は名前だけ聞くと涼し気でいい。
最後の「真夜中のお兄ちゃん」が怖かった。
おかしいと気づかないところにぞっとする。

「ねこなめ町のうわさ」は短いけれど怖いのが多い。
今回はお線香と街灯の話が特に。

笑い猫のしゃべり方が乱暴で好きじゃないなあ…。

著者プロフィール

１９５９年浜松市生まれ。著作に「ペーターという名のオオカミ」（小峰書店、産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞）など多数。日本ペンクラブ会員。日本ＹＡ作家クラブ会員。和光大学非常勤講師。

「2021年 『１０歳までに読みたい世界名作　第４期　既３巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」