神様の御用人 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 4291
感想 : 359
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048662703

感想・レビュー・書評

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  • 良い作品でした。神との関係が薄れ、それに伴い力を落とした神の御用聞きとして働くことになった青年の話。続編が出ているようなら読みたいです。

  • 神様の話はだいすき。
    神話も大好きだけどなんかとても軽くて話に入り込めなかった。


    あと既視感がすごい。
    夏目友人帳に似ている、、、。

  • 日本の神様について凄く勉強になりました。また良彦と黄金のやり取りに笑わせられます。普通の人間である良彦が神様の悩みに一生懸命考え解決に走る姿がとても素敵で大好きです。

  • 主人公二人(一人と一匹?)や、親友との言葉の掛け合いがテンポよくて読みやすい。
    神様も、皆身近にいそうで、読んでいて楽しい。あっという間に読み終える。
    続きも楽しみ。

  • 非BL
    ずっと野球で生きてきて、社会人でも野球をやってた主人公が怪我で野球もできず、職もなくし、そんなときに死んだ祖父のあとを継ぐようなカタチで不思議な神様たちの困り事を聞いて、手助けする話。
    ちなみに本当に手助けする話で、正直ちっとも「解決」してない感がすごいです。ダメダメな主人公なので、とりあえずこのくらいでヨシとするか。くらいなテンションかもしれませんが。
    最初に関わった神様(方位神・狐)がつきまとってきて、いろんな神様の手助けをしていきます。
    可もなく不可もなく、まったり読む読み物。

  • まず設定が面白いし、色んな神様がいるんだなーって思うし、黄金とのやりとりにはほっこりする。

  • 2019.07.09読了

    その名の通り、神様の御用人をする話。

    私も良彦のように神社と寺の違いよくわかってなかっただけに、勉強になる。それに、神様に興味が湧くって言うと言い方変だけど、知りたいって思える作品。
    テンポもよくて、笑顔で読んじゃう。でも、時々、ぐってくるものがあったりもして、あーこういう作品好きー!ってなる。
    風景の描き方がものすごく素敵。風情があるっていうんだろうか。表現の仕方が丁寧かつ趣があって、あーこういう表現があるんだなぁと一つ一つの文章が、斜め読みできないくらい綺麗。
    漫画化も映像化もしてほしくないくらい、本で世界が作り出されてる作品。
    感情やストーリーもすごくいいけど、一文一文大事に描かれてる感じが私はすごく好きだなぁ。

    なんかに似てるなぁと思ってたんだけど、『夏目友人帳』に似てる。まぁ、ニャンコ先生は全力で食べ物強請るけど。

  • 神様に対する距離感ががいいなぁ。

  • 怪我により野球の道を諦め仕事もやめてしまった良彦が、突然神様たちの御用を聞いて回る「御用人」を命ぜられます。いろいろな神様がいて、もちろん御用はそれぞれです。神様が引き籠りの中学生になっていたり最初は冒涜しているのじゃないかと不安になったりもしましたが、徐々に作者がきちんと調べて向かい合っていることもわかり、また最初はどうしようもない人間に見えてしまっていた良彦が、選ばれるべくして選ばれていることも感じとれて、優しい気持ちでじんわりほっこり読み進めることができました。シリーズの続きも是非読んでみます。

  • 神様を相手にしているとは思えないほどのタメ口に思わず笑ってしまった。

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著者プロフィール

第17回電撃小説大賞で<メディアワークス文庫賞>を受賞。「空をサカナが泳ぐ頃」でデビュー。

「2023年 『神様の御用人 継いでゆく者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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