狼と香辛料 (10) (電撃コミックス)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014年4月26日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048664882
作品紹介・あらすじ
ケルーベの町で海獣イッカクをめぐる大騒動に巻き込まれ、自らの危険な立場に動揺するロレンス。そんな彼を、ホロは厳しくも優しく諭すのだが……? 電撃文庫の大ヒット作のコミカライズ、緊迫の第10巻!
感想・レビュー・書評
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そんなにおもしろくなかった
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原作8~9巻「対立の街(上下)」のエピソードが描かれる。原作の緊迫した雰囲気がよく描けていると思います。
コミックスが7年かけて10巻になったことで、巻末にホロとロレンスの出会いのシーンをリライトしたものが収録されています。1巻を引っ張り出して比べてみると、作者さん、ずいぶん絵が上達したんだなあ、と感じます。
一方で、変わらないのが背景、特に街の光景の書き込まれ具合。月刊誌にじっくり連載されたからなのかもしれませんが、細かく丁寧に書き込まれ、物語にリアリティを与えています。アニメ化されていた部分については、アニメの風景を参考にしたのだろうというものもありましたが、アニメ化されていない巻数に差し掛かった現在でも変わらない緻密な描写には感心します。
一方で、裸体の描写が後退したのは…やっぱりご時世なんでしょうね。
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