はたらく魔王さま! 0 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 325
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048669009

作品紹介・あらすじ

少年時代の魔王サタンが登場!
魔王軍設立のエピソードを描く『魔王さま! 』始まりの物語!

赤い空と大地が覆う魔界の地。弱小部族出身の少年悪魔が、かつて魔鳥将軍と呼ばれ恐れられた漆黒の翼の老悪魔カミーオと激しい口論をしていた。
少年の名はサタン。後に魔王サタンとしてエンテ・イスラ征服に乗り出すのだが、今は非力な一悪魔であった。
サタンは周辺の二大勢力である蒼角族と鉄蠍族に対抗するため、砂塵の荒野で気まぐれに生活し、一度動き出せば周辺の勢力図に影響を与える程の力を持つルシフェルを味方にしようとしていた――。
サタンとルシフェルの出会い、そしてアルシエルとの激突までを描いた魔王達の出会いの物語を、200ページ超えの大ボリュームでお届け。
さらに、勇者エミリアがエメラダ達仲間と旅をしていた時代の書き下ろし短編、魔王達が笹塚に来たばかりの年末年始を描いた電撃文庫MAGAZINE掲載の短編を収録。
エピソード・ゼロとして、庶民派成分控えめの特別編でお贈りします!!

感想・レビュー・書評

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  • サタンや勇者の昔の話。

    次巻はなんだろう、日常編が来るのかこのまま天界や魔界を巻き込んでいくのか。

    個人的には少しみんなに日常を楽しんでほしいと思う。

  • 読了。魔王と勇者が日本で出会う前の番外編3遍。魔王サタンがルシフェルやアルシエルと出会い、どう仲間になったのか。これを読むと、サタンが人間を侵略したのかちょっと疑問も残るけど面白かったです。

  • #読了

    短編集!!ちょっと読む順番間違えたかも:( ;´꒳`;)

  • 【電子・既読】若きサタンが如何にして魔王軍を組織したかが語られる『はたらく魔王さま達!』魔王討伐の旅の途中でエミリアたちが出くわしたハプニングがコミカルな『はたらく勇者さま達!』まだ他人だった真奥と恵美と千穂が、すれ違う様子を描く『魔王と勇者と女子高生』と3編の本編前日譚からなる短編集。いずれも物語への愛が深まるエピソードでしたよ。

  • ‪0巻だけど、11巻の後に発売された過去話の詰め合わせ。‬
    ‪本編ではだいぶ後にならないと出てこない魔界での話が中心。‬
    ‪魔王軍の始まりやルシフェルとの出会い等々、とても興味深い内容でした(O_O)‬

  • 短編。
    魔王軍昔話だけおもろかったな。

  • 魔王が一体どうして魔王になったのか、と短編2編。

    思い出話のように語られる、出会いと衝突。
    頭を使う事、を覚えたものは、効率よく戦争をして
    頭を使わない相手から勝利を得られる。
    当然な状態ですが、それを考えると現四天王は
    それが出来たからこそ、族の上に立つ事が出来た?
    言葉を使う事も、立派な戦争です。
    とはいえ…今の主婦っぷりからは
    考えられない過去でしたw

    雑誌に掲載されていた2編。
    昔の勇者一行、はいいのですが、中身が残念というか
    目を逸らして、よく頑張りました、と言える内容です。
    使おうと思えば料理に使える魔法ですが
    まさかの使用方法。
    いえ、これもまた人を助けると言えば…納得できる?
    もう一遍では、クリスマスとお正月の
    本編始まる前の、全員のニアミス。
    邂逅は一瞬…以上会っている人もいましたが、勇者は
    この時点で気が付くには時間が足りなかった?
    激混みの参拝だけには、行きたくないでエス。

  • わーい、チー君に買ってもらった人気ラノベだ。なんでも地元の笹塚あたりを舞台にした、笑える悪魔もの、って笹幡ウォーカーでも紹介されてたんで、楽しみー。どれどれ。部族どうしの殺しあいが続く悪魔の戦国時代に、非力な悪魔サタンが、知恵と戦術で、まわりの悪魔のルシフェルとかアドラメレクとかを仲間にして、組織化して、魔王になっていく。ふむふむ、この手の冒険譚は、主人公ヒーロー目線のロールプレイングがほとんどのところ、シミュレーションゲーム視点を取り込んでるな。ラノベっぽくなくて新鮮。でもギャグないし、魔界だけで笹塚とかでてこないし、おかしいな、、、、ふと表紙を見ると、「はたらく魔王さま!0」←なぬっ!、、、おいおい、これって11巻のあとに出たエピソードゼロの外伝だー。紹介文には「庶民派成分ゼロでお贈りする」だってー。本編読んでないから各悪魔がどのキャラに対応するのか、ちんぷんだー。てゆーか、本編読まずにこれ読んだひと、全国でも3人くらいの激レアでしょ。笹塚図書館で本編を借りることにする。

  • それぞれの過去のエピソードを集めた中編集。
    魔王の天下統一のお話も面白かったし、勇者さまご一行の活躍も楽しかったですね。
    でも、最後の短いお話が一番良かったかな。
    物語が始まるちょっと前感って言うのかしらね、雰囲気重視の話で。

  • 三篇の中短編。魔王軍始まりの物語は、作品の背景を知るのに面白くその深みを感じる。勇者達の昔話は、閑話ぽいがこれも余り描かれていなかった面。本編直前の偶然話は、ちょっと出来すぎなお話しのためのお話し感。全体、ファンなら楽しい舞台裏話。

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著者プロフィール

第17回電撃小説大賞《銀賞》を受賞。『はたらく魔王さま!』で2011年に電撃文庫よりデビュー。他の著作に『勇者のセガレ』『ディエゴの巨神』(ともに電撃文庫)がある。

「2022年 『はたらく魔王さま! おかわり!!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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