~覚醒遺伝子~ 空を継ぐもの (電撃文庫 な 14-1)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.31
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  • (1)
本棚登録 : 117
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048685467

作品紹介・あらすじ

眠り病が静かに広がる街で、月雄は夜ごと夢の中で一人の少女を見る。彼女はいつも簡素な寝台に腰かけ、じっとこちらを見つめてきた。しかし、そんな夢にとある異変が起こると同時に、月雄は現実でその少女と出会う。少女の名はツェツェ。目覚めるはずのない眠り病から覚醒した彼女に懐かれた月雄は、自らも無垢なツェツェに惹かれていく。眠り、夢、天使、遺伝子、様々なものが絡み合う中、二人を待ちうける運命とは-。感動のエンジェリック・シンフォニー、開幕。

感想・レビュー・書評

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  • 雰囲気はとても好き。 ツェツェと月雄が最後に会えて良かった。 君華さんが結局どうなったのか、わからないままなんだけど、次から出番はあるのかな?

  • 電撃大賞受賞作品。

    総評:お金をかけて読むほどではない。対象年齢:12歳未満

    良い点
    ・読みやすい
    ・わかりやすい
    ・最近の大賞作品のなかではまとも
    ・どこの古本屋にもある

    悪い点
    ・『眠り病』と『天使の遺伝子』というコンセプトは噛み合っているようでそうでもない。
    ・10年間眠っていた少女がいきなり日常生活をできるという点はどうだろう?精神的な面よりも肉体的な面で問題があるんじゃない?
    ・医者になった主人公が『髪の毛一本でもあれば・・・』などといっているが、入手方法などいくらでもあるのではないか?

  • 『眠り病』って、今のわたしか?! グー(笑)
     
    バックグランドとして出てくる遺伝子とか生物学とか、作者はたぶん理系なんだろうなあとおもう。
    物語的にはちょっとSF。
    なんとなく『パラサイトイブ』?
     
    お話自体は、いろんな伏線を残しつつも綺麗にまとまっている。
    ただ、おもしろかったかと聞かれると、ちょっと微妙。
    なにかが足りない。
    ちゃんと山場もオチもあるんだけど、あまり盛り上がらない。いや、盛り上がれなかった。
    すごく淡々と平板な印象だ。
    それは展開がだいたい読めてしまうと言うこともある。
    でもそれ以上に、主人公の性格に問題があるような気がする。
    なんというか、ちょっと醒めた感じで、
    そのために彼の語りの物語にうまく入り込めなかった。
     
    どこかで見たような話の展開や、あまりにさらりとしすぎているエピソードなど、全体的にもう一つの感がある作品だった。

  • 覚醒遺伝子(キリッ まぁ悪くは無いけど印象に残りづらい感はあるよなぁ。1巻完結で良いと思いました。あ、絵師買いでした

  • なかなか面白かった。1巻完結なのだと思ったけれど、2巻出るんですね。どうなるのだろう?

  • 20100714-20100715

  • 発売前の見本を頂戴してしまった。ナムさんのデビュー作。書く分野が「なんでラノベなの?」の理由が良く分かった。こういうナムさんみたいな大人になりたいです。
    作家を、クリエイティブさがびしびし溢れてる芸術家さんと、既存のものを丁寧に組み立てる職人さんに分けるとしたら後者。今後の期待を込めて星三つ。

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著者プロフィール

第15回電撃小説大賞応募をきっかけに、2010年にデビュー。他の著作に『探偵先輩と僕の不完全な事件簿』『ココロ・ドリップ』『明日から本気出す人たち』(いずれもメディアワークス文庫)、『~覚醒遺伝子~ 空を継ぐもの』『ちびとも!』(いずれも電撃文庫)などがある。

「2022年 『江の島ひなた食堂 キッコさんのふしぎな瞳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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