- Amazon.co.jp ・マンガ (119ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048688154
感想・レビュー・書評
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現物チェック済みです。
ここ数年雨後のタケノコを大量に生み出した「擬人化ブーム」のなかのケースワーク。対象としているのは第二次大戦時代の兵器である。しかしながら一読してウンザリしているというか、『宮崎駿の雑念ノート』(大日本図書)のほうがまだマシなのではないかと思わざるを得ない結論に至る。両者とも兵器に対する際どいフェティシズムの発露であるのだが、その行き着く先がまったくの正反対なのだ。
だとするならば、この書籍内に漂流する「フェティシズム」はいったいどこから来るのだろうか。
ありえるのは「かっこいい」物に対する羨望が独断専行で誇大化したという一例であろう。筆者の性別やセクシュアリティを断定付ける必要はないかもしれないが、少年の兵器や軍隊願望をくすぐるような表現が実のところ随所にあるのだ。
当然ながら、ここには戦前への回帰願望やナショナリズムへの親和といった作用を見ることはできない。むしろ、そうした妄想は障壁とさえ思っているのではないだろうか(この点では「木に竹をつないだだけ」の無謀な擬人化を繰り返すイカロス出版の『MC あくしず』の連中とは一線を引かねばなるまい)。
ああ、ここにも90年代の「架空戦記小説」ブームの残滓が残っていたのかと思い、ため息ひとつ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白さ、もう少し頑張ってください。嫌いじゃないよ!
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陸軍の兄者が好きです。苦労ゆえ性格は歪んでますが、それは仕方ないと思う。それほど悲惨。
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やっぱり擬人化イイよー!あんまり、空母や戦車とかは詳しくないけど、これは読みやすいし…軍服が好きな私にはピッタリ!そして、絵が綺麗だ!!
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零式好きだああああああああああああああっ!!!!!!!
シリアスな場面も、何だか切なくなります。 -
友人にずっとオススメされていてやっと買いました。
名前を覚えるのは大変でしたが、それ以上にキャラがとても魅力的で楽しかったです。
こういう綺麗系の絵柄で1枚絵がうまい方は
個人的にですが、漫画はあまり期待できないので
中身はどうなんだろう…と思っていました。
しかし崩れもほぼないですしとても読みやすかったです。
私はジャンル変更しそうなぐらいグッときました。 -
こういうものを嫌う人がいるのはよく解るし、某国擬人化はあまり好きじゃなかったんですが、これはドツボでした……。
キャラクター作りが上手いので、実際の出来事とは切り離して考えてしまえばいいんじゃないでしょうか。この発言も無責任ではありますが。
とにかく一言。
兄者が大好きだ。 -
こういうものを想像して買ったのに、開くと同時にもういいやって思ってしまった。WEB漫画の書籍化はとても難しい。
WEB上で読んでいるときの方が好きです。 -
大満足。
WW2の日本の戦艦・戦闘機・戦車メインの兵器擬人化。
他、米独英も登場。
これ読んで、もっと掘り下げたのを読みたくなった。