不思議系上司の攻略法 (メディアワークス文庫 み 2-1)
- アスキー・メディアワークス (2010年11月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048701532
作品紹介・あらすじ
梶原健二はしがないSE。その日も土曜日にも関わらず取引先に呼び出されていた。仕事が一段落した後、連れて行かれたのはよりによってメイド喫茶。しかし、健二はそこで「カヨ」と呼ばれるメイドと出会い、その献身さに一時の癒しを得たのだった…。そして月曜日。グループ企業から派遣された年下の女性が健二たちのチームの上長として着任。露骨に煙たがる同僚たちをよそに、健二はまったく別の衝撃を受けていた。その女性はメイドの「カヨ」に良く似ていて…!?書き下ろし。
感想・レビュー・書評
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ビジネスの単語が難しかったです。
一部の人間しか知らない秘密に
惹かれる自分がいます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
学生の頃に読んだ本を8年ぶりに2度目読了。
ビジネスにあるあるなことはしっくりきて、
あり得ない年下美人上司だったりはたまたメイドさんであったり、法律すれすれの若気の至りはフィクションだなぁと改めて感じる。
メイドカフェにも行ったことがないけれど、兎にも角にもカヨさんは魅力的だし、梶原君は弱気な勇敢者といった感じで好感が持てた作品。
映像化で見たいような、見たくないような、そんな作品。 -
若手のSEの梶原健二は、土曜日にも関わらず取引先に呼び出されてサーバーに向かい仕事をしていますが、接続先のサーバーの電源が落ちていることがわかり、仕事が一段落します。その取引先の担当者に誘われてメイド喫茶にいきます。そこで「カヨ」というとても可愛いメイドに癒されます。お休み明けの月曜日、なんと親会社から派遣されて来た年下の美人上司が「カヨ」そっくり。「カヨ」こと石峰真夜と梶原健二のペアで、健二が担当していた赤字プロジェクトを黒字化して納期に間に合わすために奮闘します。
タイトルと内容がちょっと違う気がしますが、楽しく読めました。 -
タイトル負けかな。
不思議系かといわれるとそうでもないし、攻略というほどアプローチしてるわけでもないかな。
話は読みやすくてサラッと読めた。
SEのパートが本業だからまぁ多めなのはわかるけどカフェのパートももう少しあってもよかったかな。
主人公の料理スキルが実際どれほどのものなのか興味ある
続き物だから2巻以降がどうやって展開してヒロインを攻略するのかが気になるところ -
メイドやってる上司に肩入れしていく話
副業していいの? -
こんなうまい話ないよなあ~と思いながら、ついつい読んでしまう私。45歳、まだまだ修行が足りませんな。
主人公の梶原健二はSE。得意先の誘いでなぜかメイド喫茶に。そこでカヨという可愛い子に出会う。一目惚れまではいってないようですが、まんざらでもないようで、p.16「急にうれしいような恥ずかしいような、むずがゆい気持ちに襲われる。」ことになる。
ところが次の日、なんとそのカヨが自分の上司に(笑)。しかも、親会社から、経営改善あるいはリストラの使命を帯びて、出向してくるという、まあ、健二にとってはあまりうれしい再会とは言えません。
再度メイド喫茶に出かけた健二は、カヨに自分の秘密をバラされてしまうのではないかと疑われ、疑いを晴らすためになぜかキッチンスタッフに。週末はメイド喫茶の同僚、平日はSEと上司という二人の奇妙な関係は、こうして物語がスタートする。
あまり書くとネタバレになってしまいますが、どちらかというとダメSEぽかった健二が、カヨのために、だんだん頼もしくなっていくところがこの本の第一ポイント。カヨでも健二でもいいので、どちらかに感情移入できるかどうかが第二ポイント。すっかり私は、健二に入り込んでしまいました(爆)。
私的には大変楽しく、しかもあっという間に読み終わってしまいましたが、一つだけ残念な点を指摘するとすれば、イラストが表紙と扉にしかないこと。できれば、数点でいいので、場面ごとにイラストを入れて欲しかったです。 -
不思議系(メイド年下)上司
ドラマティック -
20150712
20130304 -
ベタなラブコメですとも!
主人公2人がかわいいからなんでもいいよ
あわよくばスンナリくっつきませんように(^人^)
微妙な距離感がラブコメの醍醐味でしょ
軽いの読みたいときにオススメです
読後もよし