ゴールデンタイム2 答えはYES (電撃文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.87
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本棚登録 : 827
感想 : 74
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048703819

感想・レビュー・書評

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  • ラストが切な過ぎる(笑)

  • おもしれぇ女だな、香子は。こういう娘を受け止められる度量が欲しいもんだ。
    お話のほうは期待通りにいい展開。それ程特殊というワケではないキャラクターたちに予想外のいい動きをさせているゆゆこ様はやっぱりいい感性を持ってらっしゃる。読んでて飽きないし続きをもっと読みたくなる。
    前巻の内容の細かいところを忘れてしまった状態から読んだのは失敗だったかも。次は夏ですか。まだまだ序の口を終えたばかりってくらいなので今後も期待して待ちます。

  • ドM向き。ラノベのようで全くライトじゃないノベル。ヘヴィでビターな大人味で。酒と吐瀉物のきつい香りで。

    主人公万里もヒロイン加賀も不器用で、うまくいかない人間関係は竹宮ワールド真骨頂で。
    アニメ声でコミュ充で可愛らしい岡千波ちゃんは、やっぱりアレで。

    しかし、ドロドロして目を覆うような展開も、残り10ページで辻褄が合う。
    どんなに辛くても、我慢して最後まで読み続けられるなら。

  • 物語としては特にアクションも冒険も危機的状況もある訳ではないので、基本会話劇でできている。そしてこの会話劇が微妙だ。上手い下手ではなく話主達の空気がである。「振られた人間と振った人間」「過去の出来事をなかったことにした間柄」で行われる会話はいくらテンションが高くとも中々笑えない。ラノベチックなラブコメよりもリアルな人間関係を描いているのでギャグ要素に笑えるかどうかは読み手を選ぶと思う。これは会話劇というものはリアルに描こうとするほど読み手の経験で印象が変わってしまう所があるからだ。好みに合わなければあまり楽しい物語とは言えないかもしれない。
    しかし、モヤモヤを抱えながら進めていくと読者だけではなくキャラクターも爆発する展開が訪れる。
    私は竹宮ゆゆこ氏の感情吐露の描写が非常に好きだ。溜めておくのが不可能になった感情は打算のない純粋な言葉になって心を打つ。その描写が特に上手い。なので日常会話partでおもしろいと思えるかは読み手次第だが私の思う「竹宮ゆゆこらしさ」は物語の最後に爆発し、読み手のモヤモヤを吹き飛ばしてくれるはず。すっきりしたはずなのに続きが気になる第2巻でした。

  • 2巻目は飲んで飲んで飲んでといかにも大学といった感じの展開に。しかし1巻程大きな山が無いので盛り上がりに欠けるような…ハチャメチャお嬢様のヒロインにもまだ魅力を感じず。隠れヒロインのリンダの伏線も少ししか明らかにされず、次から前作バリのドロドロになるのを期待。

  • 武宮先生のラブコメらしく、軽快なテンポで読めると思います。あえて言うならば記憶喪失の描写がやや分かり難かったかもしれません。この残念なお嬢様と記憶喪失君の行方を楽しみに待ちたいと思います。

  • 1巻ほどのインパクトがないなぁ。
    でも、続きは読みますよ。
    積み重ねの面白さもあると思うので。

  • 2011 3/17読了。WonderGooで購入。
    大学生の飲み会をリアルに描くとか誰得・・・(汗)
    こういう筋で書ける、ってことはライトノベル読者の高齢化を反映しているんだろうなあ。
    それにしてもこのgdgd感。酒の勢いで色々やっちゃう感。それでなんか進んじゃう感。実に大学生。
    これは(特に酒の勢いとかその場のノリとか、本当にどうしようもないところ)は主人公が大学生ならではだが、あー、読んでて2日酔になりそう(苦笑)
    次の巻はどうなるんだろうなあ。こんな感じの学生ノリで行くならば、1回や2回なにかが上手くいったって後で何転でもしうるわけだが、それだと物語としての筋とゴールは・・・やっぱ万里の記憶喪失に絡めていくのか・・・?

  • 誰が悪いわけでもないのに上手くいかない。こういうのもまた青春だなあと思いました。

  • 移動中に読了。ローカルネタにふいた。とらドラのときもそうだったけどけっこう読むのしんどいのに何で読んじゃうんだろうマゾかマゾなのか。うまくいかなくてウアアアアってなる登場人物みてウアアアアってなってつらいのに読んじゃう…。でも最終的にはよかった、のか?リンダとかどうなるんだ。生逮捕くそくそ!ってなった。次が楽しみです。

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著者プロフィール

作家

「2023年 『心臓の王国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

竹宮ゆゆこの作品

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