神様のメモ帳7 (電撃文庫 す 9-15)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
4.07
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本棚登録 : 872
感想 : 53
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  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048706919

感想・レビュー・書評

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  • なんだか今回一番切なかったかも・・

    お父さんには会えず・・
    依頼主の方もなんか本当に会いたかったのかも
    良く分からず・・

  • 今回はとにかくギンジさん、他にもっとさえたやり方あっただろ!と言いたくなるくらい辛く切なかった。事の真相を知ったとき、胸が締め付けられそうな気持ちになりました。
    あと、少佐がホントにカッコいい。
    でもやっぱり切ない。
    だが!アリスはだんだんデレていくわ、鳴海は将来的にホンマペテン師とジゴロで食っていけそうな感じ。ついにアイドルまで(笑)。にもかかわらず普通の高校生て。とつっこんだりもしますが、今回は改めて絆というものを感じた気がします。
    切ないけど、良い話でした。

  • 今巻は今までとは少し毛色を変えていましたが、そこそこに楽しく読めました。

    推理そのものはやや消化不良ですし、子どもの行動としてそれはありうるのかなという疑問もありますが、それはまあ想像の余地でしかないのでおいておきます。シリーズ全体で見れば、初めて少佐にフォーカスしたのもよかったですし、結末についてもこの作品らしいのかなと思います。

    訳のわからない構成だったアニメに比べ、芯はちゃんとある作品なのでこうして続きを読めるのだろうなぁと読み終わったときに感じました。

  • 文章の巧さにミステリー小説を思わせる謎解きとストーリー展開、どれをとっても素晴らしい!
    切なさと報われなさが残る読後感は『神メモ』ならでは。 やっぱ好きだわ、このシリーズ。

    7巻は初の少佐回(283pのイラストも必見!)。 そして今回の依頼人のユイさんがまた素敵すぎる。
    毎回ナルミと平坂組メンバーのやり取りには笑わせてもらってます。
    それにしてもアリスはいつからあんなデレデレになったんでしょうか。

  • あっさりまとめすぎた感はあるものの面白かった。ホームレスと公園の問題

  • 杉井光のニートティーンストーリー第7段。久々の1巻まるごとの長編。とあるアイドルに父親を捜すように依頼を受けたのだがその父親はホームレスであった。そしてその父親は立ち退きをするように要請されながら立ち退くつもりがない。そのときホームレス狩りも話題になっていた……。

    今作品でスポットが当たるのは少佐こと向井均。彼の素性が少しだけ明らかになる。ニートの仲間達は相変わらず熱い。素性も詳しくわからない人物は疑って当然であることを改めて実感。それでもニート共の団結力は強い。物語として良くできているし傷つきながらも成長していく物語であることは1巻から一貫している。タイトルにある「神様のメモ帳」というワードも作中で久々に出てきた。ここら辺はアニメ化を意識してのものだろうか。満足できる1冊。登場人物の心理もしっかり書けていると思う。

    またふと思ったのだが杉井光は池袋の東口の方に住んでいるということは「もしかするとすれ違ったりしているのではないか」とそんなことも思った。最近は都内の地理にも詳しくなってきたので本を読んでいるといろいろな地名が出てきて楽しい。

  • 毎回切ない感じだ

  • 杉井さんすごい

  • 相変わらずの面白さ。
    このすっきりしない読後感が神様のメモ帳らしくて好きです。

  • 少佐は少佐 アリスかわいい ナルミしね

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著者プロフィール

第12回電撃小説大賞《銀賞》受賞者。代表作に『神様のメモ帳』『さよならピアノソナタ』など

「2023年 『楽園ノイズ6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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