24・7

著者 : 山田詠美

• KADOKAWA (1992年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[inagakeynoteさんの感想 · 2012年5月25日]

「人間関係を皮膚の上に載せること」。山田詠美が処女作以来描き続けてきたこのひとつのテーマの甘い雫を珠玉の9つのショートストーリーを通じて十分に啜ることができるのが本短編集。あとがき・解説も稀有な出来栄え。

[吾譚さんの感想 · 2011年5月7日]

少しの艶やかさと甘い蜜
瞳から零れる　かけひきの眼差し
視線からはじまる旅
男と女のある側面から見た本能をうまく描いていて　すきです

[badastronautさんの感想 · 2008年8月23日]

08/8/23 ★☆
こういう女性的な感覚はよくわからないです

[chimaさんの感想 · 2006年6月1日]

1日24時間、一週間で7日間
あなたのことを想ってる。

[purefinさんの感想 · 2004年10月5日]

恋をする為の体って
素敵かもしれないと思った。
24時間；一週間
側に居れる相手って
凄い相手じゃない？

著者プロフィール

1959年東京生まれ。85年『ベッドタイムアイズ』で文藝賞受賞。87年『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞、89年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、91年『トラッシュ』で女流文学賞、96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2000年『A2Z』で読売文学賞、05年『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞、12年『ジェントルマン』で野間文芸賞、16年「生鮮てるてる坊主」で川端康成文学賞を受賞。他の著書『ぼくは勉強ができない』『姫君』『学問』『つみびと』『ファースト クラッシュ』『血も涙もある』他多数。



「2022年 『私のことだま漂流記』 で使われていた紹介文から引用しています。」