hondamaniaさんの感想
2012年6月20日
金融腐食列島の続編というものの、舞台は”協立銀行”から 朝日中央銀行(第一勧業銀行がモデル)に移っています。 中堅社員が活躍して、企業の腐敗を一掃しようと活躍するストーリーは、 一読に値するものだと感じます。 しかも、続編でありながら、前作を読まなくともすんなり入り込めるストーリーです。 ただ、中小企業ならまだしも、大企業、しかも金融で、中堅社員がここまで、 役員人事に介入できるものか? という、フィクションならではのストーリーです。 うーん、自分じゃここまでのことは出来ないなぁ。
ゆーいちさんの感想
2007年2月24日
ハードカバー £1.00
1939年東京生まれ。専門誌記者や編集長を務める傍ら小説を書き、75年『虚構の城』でデビュー。83年、退職し作家に専念。緻密な取材に基づく企業・経済小説の問題作を次々に発表する。代表作は『小説日本興業銀行』『小説ザ・外資』の他『金融腐蝕列島』シリーズ全5部作など。 「2023年 『転職』 で使われていた紹介文から引用しています。」