不自由な心

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 162
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048732666

感想・レビュー・書評

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  • 珍しくただの不倫。

  • 男の人は我が儘だな~と。
    …といっても、女も同じ用なようなものかな?でも、もって現実的な考え方ではあるよね。

    どうも、この人の文章の描き方が苦手。
    入り込むのに時間がかかりました。

  • 天気雨
    卵の夢
    夢の空
    水の年輪
    不自由な心

    の五篇が綴られてます。

    死 というものを深く感じるお話が多かったです。
    夢の空の「どんなに好きあってても一緒になれない。そんな恋もあるんだよね。」という言葉が胸に残る。

    でも、一緒にならなかったからこそ美しくあり続けるんだとも思う。
    結婚はいろんなモノを変えてしまうから。

    水の年輪 が私は一番心に残ったかな。

    死 について 少し納得する部分があった。
    実際にはよくわかってないんだろうけど、なるほどなぁと思った。

    少し、重いお話かもしれない。

  • 男女のいろんな形を描いた物語。不倫をきれいに描くなんて、男のみがってじゃん!と女性からいわれそうだか、人間は本来我儘なもの…。短編五編だが、タイトルである不自由な心はいいね、綺麗に終わってない感じがして。

  • なんだかなぁ。。

    • とよぽんさん
      白石一文はちょっと女性向けじゃないよな、、
      白石一文はちょっと女性向けじゃないよな、、
      2021/05/24
  • なんかえらい展開の早い小説だなぁと思ったら、短編小説集だった笑
    不倫とか普通にしちゃってる人の話で、なんだかなーと思いながら読んだんだけど、こんなこと考えるんだとか新しい考え方がみれて面白かった。

  • 人間は死ぬまで孤独なのか。孤独が癒えることはないのか。そんな人間に対して、なるべく誠実で優しくありたいと思う。

  • まあなんというかいつも通り身勝手な話が続く短編集なのだけれども、「なにを勝手なことを!」と切り捨てれない凄味というか正直さがあるようなないような。

  • 「天気雨」「卵の夢」「夢の空」「水の年輪」「不自由な心」の5編。身勝手な男の愛、死がテーマかな。相変わらず理屈っぽくズレがあって主人公に共感出来ないし、女性像にも抵抗、ただし構成は丁寧で感心する。読んでいて疲れるんだけど、読了後はこれはこれでいいかと納得。もっと気楽に甘く優しくって書いてくれないかな~

  • ●セックスと愛は関係があるのだろうかと考えさせられた。
     が、どの話にも答えは見出せなかったように思う。
    ●愛と死についての話を引用予定。

    読了日:2010/02/18

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著者プロフィール

1958年、福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。文藝春秋に勤務していた2000年、『一瞬の光』を刊行。各紙誌で絶賛され、鮮烈なデビューを飾る。09年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で山本周五郎賞を、翌10年には『ほかならぬ人へ』で直木賞を受賞。巧みなストーリーテリングと生きる意味を真摯に問いかける思索的な作風で、現代日本文学シーンにおいて唯一無二の存在感を放っている。『不自由な心』『すぐそばの彼方』『私という運命について』など著作多数。

「2023年 『松雪先生は空を飛んだ 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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