暗い宿

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048733083

感想・レビュー・書評

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  • 有栖川有栖はすごい久しぶりに読んだような。

    火村シリーズ。
    ホテル、宿など宿泊施設が出てくる話が4つの短編集。

    『暗い宿』表題作だけど、一番印象が薄い。
    『ラフレシア』は探偵イベントの方は面白かった。
    最後の数行の展開が・・。後味の悪い話だった・・。
    『異形』明らかに怪しい客が出てくる話って好き。
    『201号』火村の災難。最後のどんでん返しに、おおっ!となった。

  • 「宿」をテーマにした4作品。
    どれもおもしろかったけれども、
    やっぱり「201号室の厄災」かな。
    火村先生があう災難の話って、あまり読んだことなかったから
    おもしろかったです。
    でも、何度も読み返してしまったのは、「ホテル・ラフレシア」なんですけど。

  • 旅や遠出の醍醐味は宿です。
    宿が悪ければ全体的にダメ。
    良ければ嬉しいし、はしゃいじゃう。
    まくら投げしようぜ。

  • 廃業が決まった取り壊し直前の民宿、南の島の極楽めいたリゾートホテル、冬の温泉旅館、東京都心の豪華なシティホテル……。様々な“宿”で起こる難解な事件に、臨床犯罪学者・火村英生と推理作家・有栖川有栖が挑む、本格ミステリ作品集。

  • 火村が災難すぎる(笑)

  • 初有栖川有栖。作家アリスシリーズ。
    臨床犯罪学者の火村英生と推理作家の有栖川有栖が宿泊した宿で起こる4つの事件の短編集です。
    「ホテルラフレシア」欝エンドでしたがこれが一番面白かった。
    ホテルカリフォルニアの歌詞はそんな意味だったのか。
    ひとりぶらっと旅に出て旅館やホテルに泊まりたくなる一冊でした。犯罪に巻き込まれるのはゴメンですが!

  • 久し振りに再読した、作家アリスの宿シリーズ短編集。
    ホテル・ラフレシアのオチが切ない。
    異形の客はすこし冗長に感じたけれど、
    火村の「君は自首してはならない」が印象的。

  •  宿を舞台にした短編推理小説集。
     犯罪社会学者・火村助教授と推理作家・有栖川有栖のシリーズ。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・

    「自首するんじゃないよ」

     推理をつきつけたその局面でそんなふうに言い切る探偵的な登場人物ってそんなにいない気がします。
     両刃の刃というか、日本刀のような火村助教授のキャラの立ちっぷり、そんな彼と友人関係にあり続ける有栖川氏というキャラクターの描かれ方は圧巻ではないかと。

  • 図書館で借りた作品。火村&アリスがいろいろな宿を舞台に活躍します。印象的なのは「ホテル・ラフレシア」楽しげな雰囲気が最後に一転しました。

  • 火村英生&作家有栖シリーズ

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。89年「月光ゲーム」でデビュー。「マレー鉄道の謎」で日本推理作家協会賞を受賞。「本格ミステリ作家クラブ」初代会長。著書に「暗い宿」「ジュリエットの悲鳴」「朱色の研究」「絶叫城殺人事件」など多数。

「2023年 『濱地健三郎の幽たる事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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