Sweet Blue Age

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  • 角川書店 (2006年2月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048736749

Sweet Blue Ageの感想・レビュー・書評

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  • ひと目で蜷川実花さんの作品とわかる美しい表紙。
    目次の前にはさみ込まれた
    ブルーとピンクのパステルカラーの3枚の紙も、とてもきれい。
    装丁の美しい本です。

    7つのお話が収められていますが、

    「海の底」で冷静でソツのない自衛官ぶりを見せつけた冬原が
    事件後に「異臭を放つ王子様」として彼女の前に現れ
    声を殺して泣くシーンに胸打たれる
    有川浩さんの「クジラの彼」、

    いいかげんな振る舞いやだらしない人を許せないヒロちゃんが
    沖縄の、かなり変わったホテルのバイトを通して
    少しずつ肩の力を抜き、心の凝りをほぐしていく
    坂木司さんの「ホテルジューシー」

    の2作が、やっぱり飛びぬけておもしろくて
    本棚にもうあるのに、しかももう何度も読んでいるのに
    また惹き込まれて読み耽ってしまう私でした。。。

    その他、狭いサークル内での恋愛模様が
    気恥ずかしくも懐かしい、角田光代 「あの八月の、」

    突然転校することになった田舎での生活に戸惑いながら
    大人になることの切なさを知っていく少女を描いた
    日向蓬 「涙の匂い」

    古式ゆかしい文体に、独特な諧謔を絡めて
    映像が浮かび上がるような不可思議な世界を構築した
    森見登美彦 「夜は短し歩けよ乙女」 など、

    全く作風の違う7篇、
    新しい作家さんに触れるきっかけになる1冊です。

  •  7人の人気作家による青春文学のアンソロジー。どれも独特の作者の個性がうかがえて、一粒で7度以上おいしい本でした。書き手によってこんなにも雰囲気が違うんだと、とても面白い。

    「クジラの彼」 有川浩  やはり有川ワールド、潜水艦乗りは臭い?
    「ホテルジューシー」 坂木司 おばぁの皺だらけの笑顔が……
    「夜は短し歩けよ乙女」 森見富美彦  独特の語り
    その他

  • 甘くてほろ苦い青春短編小説集。
    表紙の写真がとても綺麗だと思ったら、蜷川実花さんのものだそうです。どおりで!

    「クジラの彼」は恋愛ものとして好きですが、「ホテルジューシー」はヒロちゃんの心情に惹きつけられました。

  • 角田光代「あの八月の、」 有川浩「クジラの彼」
    日向蓬「涙の匂い」 三羽省吾「ニート、ニート、ニート」
    坂木司「ホテルジューシー」 桜庭一樹「辻斬りのように」
    森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」
    7人による青春文学ベストトラック集。

    「クジラの彼」を読みたくて、図書館から借りた。
    他は読んだものがあったので、サッと読み。

    「クジラの彼」読んだら、涙がぼわ~~~~~止まらない…。どうしよう。。。
    切ない。胸くるしい。。。
    恋をしていた頃?を思い出して、痛いほどだった。
    今は失くしたナツカシイ感覚だ。
    で、速攻で中古の文庫を(クジラの彼)買いに行った。


    あと桜庭さんは文章が美しくて…いつどこで読んでも素敵。

    「辻斬りのように男遊びをしたいな、と思った。ある朝とつぜんに。そして五月雨に打たれるように濡れそぼってこころのかたちを変えてしまいたいな。」

    で、もう…いちころ。


    坂木さんの「ホテルジューシー」登場人物がみんな曲者で面白い。
    さすが坂木さん。オーナー代理を見ていると、「和菓子のアン」の
    椿店長を思い出してしまった。さりげなく推理(養蜂家)が入っているところが、またいいな。

    「ニート、ニート、ニート」は青臭い高校生時代を思い出した。
    「夜は短し恋せよ乙女」はちょっと苦手だった。

  • 甘酸っぱい青春が多くの著者によって書かれています。「青春」という言葉の捉え方は人によってそれぞれ違うので、話の内容もいろんなテイストで書かれているので読んでいてとても楽しいです。
    わたしの一番のお気に入りはやはり桜庭先生の七竃の前の話ですね!七竃は桜庭一樹コレクション文庫を読んでいたのでとても楽しく読むことが出来ました!

  • まぁまぁおもしろかった。

  • 短編集。
    「クジラの彼」は前に読んでたけど、再読でも最高。こんな出会い、こんなカップル素敵~

  • 有川浩さん、森見登美彦さんをしるきっかけとなったアンソロジーです。装丁もきれいでどの短編も読みやすく、おもしろいです。

  • クジラの彼 が一番響いた。

  • 大好きな有川先生の名前があったので手に取りました。
    「クジラの彼」、とっても良かったです。。既刊「海の底」の番外編なので、本編を読んでからだとより楽しめると思います。
    他にも著名な作家さんの個性の違う作品に出会うことができて、とても豪華な一冊だと思います。
    この本で角田光代さんの作品も初めて読むことができてうれしいです。読みやすい文で、青春時代から大人になる感情の機微が描かれた「あの八月の、」。心に染みます。他作品も読もうと思ったきっかけになりました。
    森見登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」は既に単行本で読了済みでしたが、ちょっとエキセントリックでとぼけていてとても可愛らしいお話です。

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