- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048737104
作品紹介・あらすじ
結婚して4年。僕とゆきには子供ができず、なかなか二人以上の家族にはなれなかった。情緒不安定な毎日を送っていたそんな折、僕は専門学校時代のクラスメイト、和泉みゆきと偶然再会する。和泉は最近、今は亡き共通の友人、スウちゃんの幻を見るのだと告げる。理想を追い求め、三人で過ごした青春の日々。彼女に案内されたシカジカの森でスウちゃんが現れるのを待つうちに、僕のなかに、かつて和泉に寄せていたほのかな好意が蘇るのを感じるのだった-。
感想・レビュー・書評
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主人公は妻に対しても友人に対しても敬語を使う不思議な人。
過去、スウちゃん、森…全てが不思議なものだった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館。あまりうまく入り込めないままに読み終わってしまった。この人の書く余白が好きだと思っていたけれど、余白が多すぎた感じ。消滅飛行機雲、あたりが一番好きかもなぁ。
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不思議なお話だけれど
マルジェラを真似て
ペンキで白で塗るのとか
リアルっぽい
この本にでてくるカツオはロックンロールミシンのカツオなのかなー
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ほほう〜
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結婚して四年経つ僕とゆき。子供ができずに情緒不安定になっていたとき、専門学校時代のクラスメイト和泉みゆきと再開する。
男女三人の友情を不思議なテイストで描いている。鈴木清剛らしく、淡々と流れていくストーリーが心地よい。
ラストが少し分かりにくいけど、鈴木清剛らしい雰囲気がいいなぁ。