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- Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048737111
作品紹介・あらすじ
北関東の小藩。家柄家老を務める榎戸与一郎は、藩命を受け江戸へ向かった。家老を継いで五年、藩主側室だった姉・七重が逝き、弟・弥三郎は他家へ養子に入り、隠居した父・弥次郎衛門は病床に伏している。鬱々とした日々の中、与一郎は酒毒に侵されていた。江戸の雑踏で掏摸に遭った与一郎は、図らずも仇討ちの標的としてつけ狙われ、治療も兼ねて町家に潜伏する。が、事なかれ主義の江戸屋敷には、再び藩内抗争の暗雲が垂れこめていた。姉の死に秘められた陰謀、江戸城内の思いがけない味方、そして榎戸家祖が受けたという、「神君お墨付」の真相とは…?8年ぶり、待望の人気シリーズ第3弾書き下ろし。
感想・レビュー・書評
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何気ない言動が伏線になっていて、面白かったです。
善し悪しだけではない、人間というものがうまく描けていると思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新任家老の与一郎の江戸行、次々と繰り広げられる事件、結末を予想できなかった。
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