T.R.Y.北京詐劇(コンフィデンシャル)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (447ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048737142

作品紹介・あらすじ

総統に、皇帝の座を。詐欺師には、財宝を。甲骨文字に隠された謎、壮大な宴席。華麗なる駆けひきが、中国の未来を変える!天才詐欺師、伊沢修が帰ってきた!歴史冒険エンタテインメントの大傑作。

感想・レビュー・書評

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  • スピード感はあって楽しめるが、人物の掘り下げは前作の方が良かった気がする。

  • 前作に引き続いて面白い。爽快。

  • 前作で感じたスピード感、今回も健在。
    歴史上の人物が出てくるけど、知識がなくても分かるように書いてある。
    伊沢は自分の利益ばっかり考えているポーズを取りつつ(嘘ではないけど100%本音でもない気がする)、根っこでは義理や筋を通す人だから魅力的なのかな。と思った。
    続編あるのかな? 読みたいなー。

  • T.R.Yの続編。今回は袁世凱を騙す。

    前作よりもやや緊迫感に欠けるものの、詐欺仲間が皆個性的で楽しいキャラであり、安心安定の展開で面白く読めた。殷の遺跡の宝探しだったり、歴史ロマンを感じさせる材料も組み込まれていて、楽しかった。

  • 前作がとても面白かったので期待していたのだけれど、ちょっと薄味だったかな、という印象。

  • 前作の方がおもしろかった。がっかり。期待しすぎてたのかなー。
    次につなげることができそうな終わり方なので(っていうか、つなげるつもりなのか?)、一発逆転をお願いしたい。

  • 孫文に罠をかけて詐欺を働くという痛快な話。愉快活劇とでも名づけたい。

  • 前作は映画を観た後に読んだ。順序が逆だったと後悔している。で、今回は続編が出たと云う事で先に原作を読む事にし。まぁ、面白かった、コンゲームを題材にしたのは前作に続いての物、今回はスケールアップして、中国の大物を騙す、大まかには史実に忠実に物語を作り上げている。

  • 『T.R.Y.』の続編。詐欺師伊沢が、今度は袁世凱を相手に大詐欺を仕掛ける!スリル感は前作の方が少し高い気がしましたし、前置きにあたる部分が長めですが、それでもやはり面白い。前作同様読みやすくて一気読み!この時代の歴史に詳しくなくても楽しめるところがいいですね。出てくる面々はまるで「伊沢と愉快な仲間たち」。喜春さんと武丸が出てきたのが嬉しかったです。

  • 映画化された「T.R.Y.」の続編。一部登場人物が重複するため、前作を先に読むことを薦める。前作同様秀逸なプロットだが、前半のだるさが気になった。中盤から終盤にかけての加速感は文句なし。

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著者プロフィール

1959年、神奈川県を経て、放送作家となる。99年「T.R.Y.」で第19回横溝正史賞正賞を受賞。著書に「C.H.E.」「キャピタル ダンス」「リスク」など。

「2017年 『ポーツマスの贋作 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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