- Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048738132
作品紹介・あらすじ
帰ってきました。僕の物語の生まれる場所へ。幻覚と耽美が行き交う七つのゴシック・ロマンス。いっさいの妥協なく。嶽本野ばら、最新恋愛小説集。
感想・レビュー・書評
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ゴスロリの話と悪魔の話がすき。
気持ち悪いけれど、何故か上品。
カタカナ表記のところは読むのが億劫で、結構とばしてしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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今から十数年前、発売日に買って嶽本氏の幻想的な世界観に酔い痴れた記憶がある。
過去に読んだ本の内容を忘れがちな自分だが、本書のサバトを題材にした物語は強く印象に残っている。 -
発売当時購入
チョコレートの話が一等スキ。 -
非現実的な世界を楽しみたい人に…
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このふわふわとした夢遊病みたいな文体、たまに無性に読みたくなる。
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チョコレート。
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愛するもののためなら、どんなことでもやり遂げてしまう。
そのパワーが、ものすごい特殊な方向へいっちゃってる感じですね。
とても痛かったり、寂しかったり・・・どの話も後味わるく、あんまり好みじゃなかったです。。 -
独特の文体は、どういう意図によるものなのか判断がつかないけれど、登場人物たちの、一つのことをとことん突きつめていこうとするマニアックさと、それを包み込む幻想とがとても美しかった。文章自体にはそれほど美しさを感じないけれども、その感性、その事柄、が美しい。美しくないこの世界から、美しいと感じられるものだけを取り出してみた。そんな感じだ。
中でも、「Sleeping Pill」が一番好きだった。
一般的に「異常」と言われる物事は、時に美しさを孕んでいるものだと思う。気付かれぬ美。気付いた者は、幸い。