5年3組リョウタ組

著者 : 石田衣良

• 角川書店 (2008年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[tammyさんの感想 · 2012年2月20日]

ストーリーが安っぽすぎてつまらない。

[kitkityoさんの感想 · 2012年2月18日]

面白かったー。続き読みたい。

[ＴＫさんの感想 · 2012年2月13日]

ちょっとこんな学校ないんじゃない??と思う所もあるけどリョウタ先生のまっすぐさに惚れる。読んだ後ホッとしたキモチになれる本です

[ららら の らさんの感想 · 2012年1月15日]

図書館で借りて読んだ。
購入して手元に置きたい一冊。

[sorairokujiraさんの感想 · 2011年12月29日]

かたやぶりだけど、こんな先生に出会ってほしいなーと思えた本。
きっと、先生を目指す人たちも、たくさんの夢や希望を持ってその道を選んだんだろうけど、同僚や生徒、親やいろんなことに潰されていってしまう先生も多いんだろうと思う。
もちろん、子どもたちも。
でも、できることなら、みんながそれぞれ自分らしくまっすぐに進んでいってほしいと思う。
トラブルにもできるだけたくさんぶつかって欲しいと思う。
ぶつかった分だけ大きくなれるから。
泣きが入る場所がたくさんあった。胸もいっぱいになった。
うん、読んでよかった。

[みずいろゆきだるまさんの感想 · 2011年11月10日]

舞台は名門公立小学校。クラス競争ではいつもベリの素直で単純な普通の先生の良太。
1年間に起こる様々な問題を解決していくのだけど、、、
決して熱血丸出しではなく、背伸びをしているわけでもない。前向きに、考えなしに無防備でぶつかっていく。
そんな良太をクールで頭脳明晰な同年代の染谷先生が上手くフォローしている。このコンビがとってもイイ。

親に言えなかった気持ちを震えながら伝える子供。
いつも優秀で弱みを見せない染谷先生の生い立ち。
陰湿な職員室内でのいじめから立ち直ろうとする先生。
事件をきっかけにクラスがまとまっていく姿。

涙ながらに読みました。読後感がとっても爽やか 。
ただ、、、心がすさんだオトナな私は、実際の子供たちはこんなに純粋ではないだろうと思うし、こんなにうまいこといくわけないだろうと感じてしまう。今の学校問題はもっと重たくて暗くて根深いところがある。
それでも、やっぱり学校という場所へは希望を持ちたいし、子供たちにはいい先生に出会ってほしいな～。

[sorasoranoさんの感想 · 2011年10月17日]

2011.10
５年生の男の子のいじめの話、と勘違いしていて長い間手に取らなかった本…。リョウタ先生のクラスの話でした。石田衣良らしい、さわやか系の青春小説。

[librarylovers2011さんの感想 · 2011年10月14日]

教師になる！という思いが揺らぎかけたときに支えになった１冊です。
教師をめざす人はぜひ読んでみてください。

【熊本県立大学】ペンネーム：オリゼー

[hanabanabooksさんの感想 · 2011年9月30日]

☆３個半

[momomomoneさんの感想 · 2011年9月6日]

【ネタバレ有り】

来年からつく職業に関連するので
興味深く読ませていただきました。

石田衣良さんの恋愛ものは
あんまりだったけど
シューカツ！とかこの本みたいに
ルポ感のある小説は好きだな。

シューカツで就活の気持ちが少し分かった
なんて行ったら甘いなんて言われたけれど
それで良いんだと思う。

この本も、教育を知っている人から見れば
甘いところは沢山ある。

屋上で勉強することに保護者の理解は得られたの？
とかね。

でも、専門書を読んでも理解できない気持ちが
小説なら伝わってくる。

素敵なことだと思う。


１話：教室にいると心苦しくなる元也
教室にいると息苦しくなる気持ちは分かる。
最後は思わず涙ぐんだ。

２話：ひきこもりの教師
怖い・・・怖い
こんなことがあったら逃げ出したくなる。
なかなか泣けた

３話：放火した子ども？
１話２話は現実的だったけれど
３話はぶっとんでいた。
記者会見なんかは確かにこうなったらいいなと思う。
新聞連載だからか、終わり方が中途半端。
結構な事件なのに、家族のこととか軽く流されされている。
家は・・・？家はどうなったの？笑

４話：クラス競争の結果。
もっと早く対策うてよ！って思ってしまった。
あみなちゃん休んでるのに
海に走って済ませるなんて・・・
３話でも書いたけれど、新聞連載だから仕方ないのかなぁ。


１話２話までは★四つですが
３話４話は残念でした。

でも、読めて良かった。

著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『４ＴＥＥＮ　フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」