- Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048738507
感想・レビュー・書評
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自衛隊ラブコメシリーズ第二弾❤️
期待を裏切ることなくまたまたキュンキュンさせられました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
有川節炸裂のこの作品。
クジラの彼と通じるものがある短編集。男の人目線が多い恋愛小説。
見ててもどかしいと思いつつも暖かくなる話ばかりでした。 -
私は有川さんのベタベタが苦手なのである程度読めましたが、
ファンの方には物足りなかったようですね。
なんだろう、彼女の作品はラノベっぽいのか…?どうしても肌に合わず、苦手意識。
読んでいる間はさほど気にならないのに、読み終わった後「もう一度読みたい」とはならないんですよね。不思議だな。 -
自衛隊ラブコメシリーズ第2弾。もうやばいくらいすきすぎです。このシリーズ、はまりました。登場人物がとにかく格好良すぎ!もっと読みたいです。
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読み終わった後に「ほぅ…」っと
いい溜め息をつきたくなるようなそんな本。
自衛隊の中の様々な男女の恋愛を
見れて勉強になることも多かったです!
しかし自衛隊の女性は心が強い。
芯のある心を持っている女性だからこそ
旦那さんが家を任せられる。
そんな信頼関係が素敵だと思いました。
私が好きなのはラブコメ今昔の"今"。
"ダンディ・ライオン"の千尋と一馬。
彼の撮っている写真を見てみたい。
"不屈"がタイトルなアスファルトのたんぽぽ
ちょっと探せば見つかるような身近な
モノに注目してシャッターを押す。
一馬はもちろんのこと、
一馬を作り出した有川さんが素晴らしいと
感じた。(毎回ですが)
そして"秘め事"を読み、あとがきを読み
事故死が多いということを
改めて気づかされた。
命をかけて私たちを守って下さる
自衛隊の皆さんに本当に感謝しています。
心の中にあるもやもやしたものを
いい溜め息にかえて外に出すことができる。
何かあったときに、安心したいときに
読みたい1作です。 -
お馴染み自衛隊のLoveStory短編集。
有川さんの自衛隊ものを読むと、急に自衛隊が身近なものに感じられる。
私たちを守ってくれる人達にも、こんな話があるんだなと思うとホッとする。 -
きゅんきゅん。
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文庫になったので読もうかと思っているのですが、やっぱり先に「空飛ぶ広報室」かな←優柔不断なのである(と言いながらも「三匹2」が文庫になれば、...文庫になったので読もうかと思っているのですが、やっぱり先に「空飛ぶ広報室」かな←優柔不断なのである(と言いながらも「三匹2」が文庫になれば、そちらを先に読むだろうなぁ)、、、
「きゅんきゅん」
でも、きゅんきゅん読んでみたい←一体どっちやねん!2012/08/21
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有川先生らしいどれもきゅんきゅんする恋愛短編集。
*ラブコメ今昔
いまどき結婚事情が垣間見えるお話。自衛官に限らず、今は昔と違って女性が社会に出てる時代。結婚してから先のことをどれだけ考えて結婚に至っているのか。明日はどうなるかしれない職業だからこそ、ほかの職種の人たちよりも自分たちがいなくなった後のことを考えなければならないのだろうけれど、どっちが仕事を辞めるだとか、子育てをどうしていくだとか、そういったことはどんな仕事をしているカップルでも真剣に考えなきゃいけない話で、それを自分のお父さんくらいの年齢の人が真面目に語ってくれるのでつい真剣に考えながら読んでしまいました。
*軍事とオタクと彼
自分がオタクなだけに身につまされたお話。オタクにとってカミングアウトするべきかしないべきか、するとしてどのタイミングで話すべきかっていうのは永遠の問題だと思う。オタクな彼氏の方の視点で終始読み、そして共感してしまいました。
*広報官、走る!
どこの職場にも一人は理不尽な人がいるもの。この話はその人を出し抜く話でもあり読了後にスカッとしました。これまでずっと仕事で頼りになってた男の人が最後の最後でかわいらしく「消す?」なんて聞くものだから、あのシーンにときめきを全部持ってかれました。かっこいいのにかわいいとかズル過ぎる。
*青い衝撃
夫がモテて困る。そんな奥さんのお話。結婚するとどうしたって家事に育児に追われて、妻として頑張る分女としての部分が後回しになりがち。旦那様がそれをちゃんとわかってくれてるところが羨ましいと思わず思ってしまったり。夫がモテるからこその悩みを抱えて、もろいのに強くあろうとして、頑張る奥さんのかわいさに旦那様と一緒に堕ちました。
*秘め事
通勤中に読んでいたのでどうにか涙はこらえましたが、泣きそうにはなりました。前半がほのぼのだっただけに後半のシリアスときたら、彼氏の気持ちもお父さんの気持ちもわかるだけに苦しくて、でも一番は彼女の強さに切なくなりました。自衛官内ではお決まりの結婚式スピーチ「けんかは次の日に持ち越さないように、何があるかわからない仕事だから」という言葉が本当に胸に響きました。
*ダンディライオン
1話目とリンクしている、1話目の裏事情・背景的なお話。まさしくタイトルの今昔にふさわしいストーリーでした。自分からは言うことができなくなった好きの言葉。好きなのに素直になれなくて、不器用で、わかってしまえばそんなところが好きでかわいくて仕方がない。ここから1話に続くのだと思うとニヨニヨしてしまいます。
もともとはハードカバーで持っていたのに、結局置き場所を考えて文庫本で買いなおしてしまった一冊です。あー、おもしろかった。