さいはての彼女

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048738774

感想・レビュー・書評

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  • 原田マハ すきなのよね。
    一人旅の出会い 
    一人での旅の緊張の中では
    いろいろ感じやすくなっていて
    心温まる出会いは本当に胸にしみます。
    そのいい出会いもわるい出会いも
    私のいろいろな出来事にあったとき、
    どうするかという考え方に影響をあたえている
    と思う。
    人生 万歳! 

  • 会社では結構な地位を築いている女性達が主役の短編集。
    それぞれが仕事や人間関係につまずいて、旅に出て、
    そこでの出逢いで何かを得る物語。
    気が強い女性ばかりだけど
    ナニゴトにもがむしゃらだからこそ、
    新たな出会いにもちゃんと心を開くことが出来るんだろなぁ。
    あー旅に出たいっ!!!

    【図書館・初読・2/17読了】

  • ハウツー本が巷では大流行だけど、それよりもこの短編集を読む方が、前向きで爽やかな気分になれる。
    舞台の北海道の雄大さのせいか?
    「さいはて」という名のハーレーを乗りこなす凪の魅力のせいなのか?
    とにかく、知らず知らず、物語の主人公同様、元気づけられてしまう。
    最近頑張り過ぎている人へ、一旦立ち止まってみようよ、と作者からのメッセージを感じた小説だった。

  • 人生にふと躓いた瞬間に直面した女たちの物語だ。
    彼女たちはみな、旅に出る。
    リセット、心機一転という作用が、確かに旅にはある。
    旅先での出来事や出会いをきっかけに、価値観が変わったり人生を見つめなおしたりするようなことは、たぶん普遍的な事象としてありうる。だから、語られるのは取り立てて珍しくも目新しくもない、あたりさわりのないストーリーばかりなんだけれど、原田マハの地に足のついた丁寧な文章で綴られると、なんとなくすーっと胸に入ってくる。
    人生を変えるような旅に出会ってみたいな、と思える。

  • 10/20読了
    久しぶりの原田マハさん、、最高でした。
    続けて2度も読み直してしまった。。

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立。フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年『カフーを待ちわびて』で、「日本ラブストーリー大賞」を受賞し、小説家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で、「山本周五郎賞」を受賞。17年『リーチ先生』で、「新田次郎文学賞」を受賞する。その他著書に、『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』『常設展示室』『リボルバー』『黒い絵』等がある。

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