- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048739207
感想・レビュー・書評
-
とってもカオスでした。
ファンタジーじゃないのにファンタジーに感じるこの不思議。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
司馬懿が好きなので読んだ本。司馬懿を主人公にした本は希少。
もとは文官で戦の指揮をとってなかったんだなぁと。
で、曹丕がいきなり死んで無茶ぶりで戦の大将にされたのかぁ。
それで困ったときに張郃を後将軍につけたってのがまたね!いいね!
戦略とか軍議とかいろんな時代背景が書かれてたし、説明がわかりやすかった。名前も親切に()で載せてくれてた。
曹丕が戦で負けて気落ちしてた時に司馬懿が行く先々について回ってたっていう描写がかわいいね!それのせいで妾殺されたけど!でも悪いことしてたからしょうがないね。
曹丕に大事にされてた司馬懿が良かったです。重用されてたんだねー。
でも個人的には曹操に仕えてた時代も書いてほしかったかな。
仮病使って出仕を断ってたら殺されそうになったっていう逸話とか、嫁さんと喧嘩して大変なことになった逸話とか。
五丈原の戦いでは「死せる諸葛生ける仲達を走らす」という仲達がとんだお間抜けみたいに三国志で描かれるのがほとんどなのにこの本は違かった。諸葛亮が自分の死まで罠にしているかもしれないと慎重に行動をしたことがこの語源になったという感じで、三国志では司馬懿がいつも煮え湯を飲まされていたことに不満を感じていたので嬉しかった。 -
書店で見かけ、即行購入。
魏だらけで好きです。 -
たとえ、徐庶の母を龐統が欺いて曹操に捕らえさせたとしても、龐統を暗殺したのが徐庶だとしても、徐庶の妻が張済の未亡人だったり、でもって張済とその未亡人の娘が司馬懿の妾で夏侯尚に見初められて墓を掘り返しちゃった事件の妾扱いされていたとしても、諸葛亮が南征した理由が麻薬の原料の輸入が主目的だったとしても、そして徐庶夫婦が蜀でその麻薬の精製にあたっていたとしても、孫権が晩年狂ったのはその麻薬が原因だったとしても、諸葛亮と馬謖が肉体関係にあったとしても、読めない事は無かった。