バチカン奇跡調査官 Truth2 サタンの裁き
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年8月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048739771
感想・レビュー・書評
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装画:THORES柴本
装丁:須貝美華
バチカン奇跡調査官シリーズ第2弾。
1巻目よりもかなり量が減っているので、ちょっと不安になりましたが、内容的には最後まで面白く読めました!これからのお話でもキーパーソンになるらしいジュリア神父が登場。
前作のような息がつまるような閉塞感はないものの、血みどろな黒魔術は相変わらず定期的に登場してくれるのであきません。それにしても神父がたくさん殺されるなぁと…。平賀のキャラに敬虔なクリスチャンというイメージはそんなになかった(科学捜査のためにあえて神父をやっているくらいのスタンスに前作で読めたので)のですが、今回は少しカドが取れてきた印象。
次巻も楽しみです! -
「ここの台詞ちょっと長いな……」と感じる部分はあったけども。
ストーリー展開の面白さは、やはり折り紙つきだった。
続編を早く読みたい。 -
表紙に主人公達がデザインされ
読み進める上ではイメージが少し楽になった。
主人公達はもちろんのこと、
バックグラウンドとなる空気感を耽美的方向にイメージすると、
グロテスクな殺人や事件の内容も、より映える。
そしてラストの思いがけない展開。
話の内容も前作に比べてしっかりと記憶に残った。 -
面白かった!
今回はロベルトが中心の話だけど。
前作よりも現実味があって自然でテンポよく、
あっと言う間に読んでしまいました。 -
面白かった!
ロベルトが素敵です♪
私個人的には、ミステリィの科学系は犯人やら何やらが分かっても肝心の種明かしが解らないから楽しい。 -
天才科学者にして、真理究明の申し子――平賀・ヨゼフ・庚。古文書・暗号解読のエキスパート――ロベルト・ニコラス。天才神父コンビが新たに挑むのは、腐敗しない死体の謎!天使の奇跡か、悪魔の罠か……。バチカンの密命を受け、2人が動き出す――。
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今作はロベルトがメインな奇跡調査官2作目。
アフリカ某国の教会に安置されているという「腐らない死体」の調査に向かう平賀&ロベルトの神父コンビ。
前作よりも話の流れが自然でテンポ良く読めました。ちょっと驚きはしましたが、事件の真相にも満足です。
が、やっぱり文章で気になるところはちらほらと…(´。`)科学的な根拠も、もっと突っ込んで書いてほしかったとも思いました。
でも、なんやかんやと私はこのシリーズ好きなんだな♪
かなり手ごわい好敵手も現れて次回作以降も楽しみ!