バチカン奇跡調査官 Truth2 サタンの裁き

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048739771

感想・レビュー・書評

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  • 1巻よりおもしろかった。
    悪魔との会話の意味が変わるあたりは好み。
    あと、ジェル石油がデマ情報流す理由だってあたりとか。
    ロベルトの父は、こんなに早くに使っていいネタだったのかと、びっくり。

  • 図書館で借りた本。

    今回、平賀とロベルトはソフマ共和国の腐らない死体の調査を受け、現地へ赴いた。
    そこには、死後1年半が経過しているというのに、完全に生前のままの姿をしているヨハネ・ジョーダンという名の神父の遺体があった。
    ヨハネは、生前は高名な預言者であり、数多くの事実を預言しており、この予言にはロベルトの死も含まれていた。
    明らかに様子がおかしくなるロベルトは、本当に呪い殺されてしまうのか?
    最後の謎解きまで、夢中になれた一冊でした。

  • 装画:THORES柴本
    装丁:須貝美華

    バチカン奇跡調査官シリーズ第2弾。
    1巻目よりもかなり量が減っているので、ちょっと不安になりましたが、内容的には最後まで面白く読めました!これからのお話でもキーパーソンになるらしいジュリア神父が登場。
    前作のような息がつまるような閉塞感はないものの、血みどろな黒魔術は相変わらず定期的に登場してくれるのであきません。それにしても神父がたくさん殺されるなぁと…。平賀のキャラに敬虔なクリスチャンというイメージはそんなになかった(科学捜査のためにあえて神父をやっているくらいのスタンスに前作で読めたので)のですが、今回は少しカドが取れてきた印象。
    次巻も楽しみです!

  • 「ここの台詞ちょっと長いな……」と感じる部分はあったけども。
    ストーリー展開の面白さは、やはり折り紙つきだった。
    続編を早く読みたい。

  • ・最後の章のサンピエトロ聖堂の広場の説明は1作目でも読んだので不要な気がした。
    ・ジュリアの身代わりは「仮面の男」みたいでなんとなく予想がついてしまった。
    ・ヨハネがロベルトの父というのがストーリー上、最大の衝撃。
    ・普通のルーペやメガネじゃなくてモノクルなのが素敵。東洋人には仕えなさそうなやつ。

  • 表紙に主人公達がデザインされ
    読み進める上ではイメージが少し楽になった。

    主人公達はもちろんのこと、
    バックグラウンドとなる空気感を耽美的方向にイメージすると、
    グロテスクな殺人や事件の内容も、より映える。

    そしてラストの思いがけない展開。
    話の内容も前作に比べてしっかりと記憶に残った。

  • 面白かった!
    今回はロベルトが中心の話だけど。
    前作よりも現実味があって自然でテンポよく、
    あっと言う間に読んでしまいました。

  • 面白かった!
    ロベルトが素敵です♪

    私個人的には、ミステリィの科学系は犯人やら何やらが分かっても肝心の種明かしが解らないから楽しい。

  • 天才科学者にして、真理究明の申し子――平賀・ヨゼフ・庚。古文書・暗号解読のエキスパート――ロベルト・ニコラス。天才神父コンビが新たに挑むのは、腐敗しない死体の謎!天使の奇跡か、悪魔の罠か……。バチカンの密命を受け、2人が動き出す――。

  • 今作はロベルトがメインな奇跡調査官2作目。

    アフリカ某国の教会に安置されているという「腐らない死体」の調査に向かう平賀&ロベルトの神父コンビ。

    前作よりも話の流れが自然でテンポ良く読めました。ちょっと驚きはしましたが、事件の真相にも満足です。

    が、やっぱり文章で気になるところはちらほらと…(´。`)科学的な根拠も、もっと突っ込んで書いてほしかったとも思いました。

    でも、なんやかんやと私はこのシリーズ好きなんだな♪
    かなり手ごわい好敵手も現れて次回作以降も楽しみ!

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著者プロフィール

大阪府出身。1998年『陀吉尼の紡ぐ糸』でデビュー。ミステリーや伝奇など、多岐にわたるジャンルで活躍する。「バチカン奇跡調査官」シリーズは累計140万部を突破するヒットとなり、アニメ化もされた。他の著書に「朱雀十五」シリーズ、「陰陽師 鬼一法眼」シリーズ、『太古の血脈』など多数。

「2022年 『バチカン奇跡調査官 秘密の花園』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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