三人暮らし

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 63
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048739856

感想・レビュー・書評

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  • 時々むふふと笑いながら、すいすいと読み終える。

  • 短編を集めたものだったのね。

  • いろんな境遇で三人暮らしをすることになった人たちの短編集。
    一番のお気に入りは、シマさんとタマエさんとサクラちゃんの三人暮らしかな。
    ほのぼのと心温まる話もあれば、読んでて思わず苛々ムズムズするドタバタ三人暮らしもあり、リアリティーがあって面白かった。

  • 女三人暮らし。がテーマの短編集。

    3人それぞれの人生の、何らかの瞬間を3人で共有したり、一緒に住んでても3人ばらばらだったり・・ってのが面白いなぁって思った。

    特に、おばあさんの3人暮らしの話が好きだった。
    歳をとっても女性って変わらないんだろうなぁって思った。

    夫婦もこのくらいの距離感のほうがうまくいったりして。

    女同士のシェアも、結婚も未経験だけどさ!

  • 2010.06.06. 群ようこはいいね。いろいろな三人暮らし。ほぼ、女三人。がははと楽しく、のんびりと暮らしていて、私も結婚よりこっちの方があり得るかも、なんて思ってしまう。距離感が大事よね。

  • 家族の過干渉から脱出したいOL。夫に離婚を懇願された女。夫に離婚を言い渡した女。気分一新したいけど、一人で引越しするのは腰が重いアラフォー・キャリア。――さまざまな「女三人のハウシェア」の形。(webKADOKAWA)

    同世代の物語でとても共感できました~。10編どれも三人で暮らすストーリですが、二人はよくあるけれど三人同居はめずらしい。(気がする)。
    『バラの香り』と『うちの大黒柱』が好き♪  ルームシェアって楽しいかも♪

  • いろんな女三人暮らしの風景があり、面白かった。
    バラの香りが一番好き。

  • 2010/1/19 読了(2010-004)

    家族の過干渉から脱出したいOL。夫に離婚を懇願された女。夫に離婚を言い渡した女。気分一新したいけど、一人で引越しするのは腰が重いアラフォー・キャリア。――さまざまな「女三人のハウシェア」の形。

  • 色んなタイプの女子三人暮らし。
    一番最初の「うちの大黒柱」が、この先の続きも読みたい感じ。
    何事もない日々のヒトコマ。

  • 親子だって姉妹だって兄弟だって夫婦だって、
    近すぎると窮屈になる同居。

    それらを経験済みの女達が
    それぞれのタイミングで
    逃れるように始めるハウスシェア。

    一定の距離を保って
    他人と暮すなんて事が本当に可能なら・・・。

    彼氏や夫じゃただの世話人にさせられそうだし
    かと言って女同士だと、
    ある意味みんな優しすぎて
    気を使われたり使ったり、
    本当はもっとドライでいいのに・・・って思う事が多いなか

    そうそうこれこれ。
    この距離よ。この無関心も大事なのよ!
    なんて思いながら読めます。
    こんな暮らし、ありだと思います。

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著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2023年 『老いとお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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