季刊 怪(KWAI)第壱号 (カドカワムック)

著者 : 荒俣宏 水木しげる 中沢新一 京極夏彦 佐々木宏幹 小松和彦 京極夏彦

• KADOKAWA (1998年1月26日発売)

感想・レビュー・書評

[mickeymegujさんの感想 · 2019年5月26日]

妖怪人類学フィールドワーク―雲南編
雲南で発見する日本妖怪のルーツ―多田克己
神秘家列伝　ミラレパ―水木しげる

[辺土名小次郎さんの感想 · 2010年12月23日]

目次
〈特集・雲南〉
妖怪人類学フィールドワーク　雲南編
水木しげる　特別寄稿：中沢新一
幻の鬼主部落を探して　－雲南シャーマニズム紀行－
宮本神酒男
雲南で発見する日本妖怪のルーツ
多田克己
雲南省の神像呪符「甲馬子」に描かれた中国の鬼類と精怪
川野明正
〈対談〉
大シャーマンが現代を癒す
水木しげる×佐々木宏幹
ダンディな悪なる自然
京極夏彦×中沢新一
〈特別企画〉
みぞれの降る夜に
－ロンドン怪奇ツアー報告－　荒俣宏
〈連載〉
目撃画談　水木しげる
巷説百物語２　白蔵主　京極夏彦
神秘家列伝　ミラレパ　水木しげる
老林亜洲妖怪譚　飛ぶ首　林巧
妖怪ウォーカー　狸の巻　村上健司
絵解き　画図百鬼夜行の妖怪　多田克己
〈インタビュー〉
妖怪学のすすめ　小松和彦
〈レポート・定期通信〉
第二回世界妖怪会議レポート　平林重雄
世界妖怪協会通信　水木しげる

著者プロフィール

作家・翻訳家・博物学者。京都国際マンガミュージアム館長。
平井呈一に師事、平井から紹介された紀田順一郎とともに、怪奇幻想文学の日本での翻訳紹介に尽力。のち活動の幅を広げ、博物学をはじめとして多ジャンルにわたって活躍。
主な著書に『妖怪少年の日々』、『帝都物語』シリーズ（ともにKADOKAWA）、『世界大博物図鑑』（平凡社）、『サイエンス異人伝』（講談社）、『江戸の幽明』（朝日新書）など。『怪奇文学大山脈』Ⅰ～Ⅲ（東京創元社）を編纂。

「2021年 『平井呈一 生涯とその作品』 で使われていた紹介文から引用しています。」