- Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048863407
作品紹介・あらすじ
いまどきありえない行き倒れの少女を拾った僕。それがソラという不思議な女の子との出会いだった。この子、初めて会うタイプだ。やけに偉そうな老成した喋り方をするし、とにかくよく食べる。しかも「恐ろしい組織に私は追われている」とまことしやかに言う始末。かわいいのに、残念な子だった。奔放なソラの行動はとどまらない。何にでも興味を示す彼女の標的となったのは噂の「死を予知する猫」。そう、これがあの恐ろしくも不思議な事件の始まりだったんだ。摩訶不思議なファンタジックストーリー。
感想・レビュー・書評
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初めましての作家さん。
行き倒れの少女を拾って、親切心で風呂を貸して
着ていた服を選択したら携帯を一緒に洗っちゃって
結果、一緒に住むことになった。
少女は宇宙人で、可愛いのに残念な感じ。
最初の方は、ありがちな設定だったけど
途中からミステリ仕立てになってきて
結果、面白かったです(^◇^;)
気分転換にお勧めします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
リル可愛い。
死の匂いが好きなところも良い。
ソラを追っていたのが何者なのか最後まで判明しなかったのは残念。 -
予想していたストーリーとはいろいろ異なったので心配ではあったが、
まとめ方が綺麗で爽やかな気持ちで読み終わることができた。
ヒロインの喋り方がはじめに少し気に触ったのが気になる所ではあった。
しかし読み進めるうちにその喋り方にも合点がいく説明と「もしかしてこうだったのでは」と想像をふくらませることができて面白かった。
オカルトチックな話が細かい所で常識のように使われているのにもあまり抵抗を感じさせないいい物語だったと思う。
ただ主人公が特に注目すべき行動をひとつも取っていないのは残念。主人公はあくまで語り部の役割で通したのだろうか。
なにはともあれ、ヒロイン可愛いね! -
ファンタジーでした!キーワードをあえて挙げるとしたら「猫」!読みやすいし、後半から更に加速して読める作品かと思われます!あと女子向け?な印象です(人-ω-)主人公アキラの友達のさやかちゃん…がんばれ!って感じです(笑)
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夜・・・手に取った本である^^
何となく文字のあてかたがしっくり来まして
装丁にも惹かれまして・・・
いっこの謎があります
割と後半かな???(確か。)
鉄骨の落下とパネルの崩壊(???)と
鉄骨の更なる攻撃
・・・がどうも想像出来ない
どんな状況なのか???
でもオ~ムネ程良いリズムで
*文章の運び・・・てやつ?
なんか・・・こう・・・
うぅ~・・・( Θ_Θ)・・・(拒絶反応★)
・・・てなるコト無く読みたくなった
*これ不可抗力だから
例えば・・・
夜の・・・星と星の間を吹く風を
行間から感ぢるような
そんな風かな?と思う
それから
洗濯機の説明のトコロ
・・・の
やりとりが可愛いと思った
*と云うか・・・無いだろ!・・・笑♪
最後(の付近。)少し(???)
うる。・・・と来まして
ホントの最後のトコロが
いい意味で中和されていた・・・^^ -
「空」買い
大学生の僕
ミーツ
行き倒れの女の子
そして足下にすり寄るのは、死を予知する猫の影……
ちょっと厨二な女の子との
青春系なのかなと思って読んでみたところ
思わぬ方向にストーリーは展開していき…?
主人公が普通の青年でなかなか好感が持てた。
ヒロインの女の子も、我が強くて奔放だけども
過度に押しつけがましかったり常識知らずだったりしないので
登場人物にイライラすることは全くなかった
文章も同様にあっさりとしていて読みやすかった
ひょんなことから行き倒れの女の子を自宅に招き入れたために
主人公は思わぬ事件に巻き込まれていく
空に無数に瞬く星々のような小さな出来事の因子が
降り注ぐこの地球で… -
表紙が綺麗だったので続編と併せて購入。思っていた以上のSFでした。最初ソラの仕草や言動から電波ちゃん(主人公アキラ曰く脳内の何割かはお花畑)なのかと思ってたけど正体を知ってなるほどって感じ。でも前にいた家どんなとこだったんだろう?前にいた家の常識がすごいです。ラプラスの魔などそうなんだーとトリビアみたいに読めました。全ての事象は決められた出来事。運命というか必然というか。なんだかラプラスの魔に食いついてしまいました。そして猫。君もか。うちの猫もそうだったら...
前の家で何があったのか?なんで携帯壊れてたのか?なんで追われていたのか?お兄さんって何者?などなど気になる点は残ったまま。続編で解明できるかな?
h29.3.12 -
異星人がでてくるから
SFなのかと思いきや
残留思念が原因という
オカルトっぽい話にもなる
猫ももっと活躍して欲しかったな -
不思議な女の子の話
だったとおもう -
道端で女の子を拾うところからスタート。有川浩の『植物図鑑』を彷彿とさせる始まりだった。展開は全然違くて、SF色が濃かった。