ゴールデンタイム4 裏腹なるdon’t look back (電撃文庫 た 20-19)
- アスキー・メディアワークス (2012年3月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048865463
感想・レビュー・書評
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やっぱりお互い名前で呼ぶようになると、確実に関係が深まったなって思ってしまう。万里と香子、二人の関係上ターニングポイントともいえる展開。
でも、やっぱりリンダには感情移入できない自分がいます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
相変わらずの香子節が炸裂してるけど、それ以上に過剰すぎるくらいの表現の文章で、万里の精神的不安定さが見事に表現され、よくよく感じ取れます。
ストーリー内のイベントはすごく少ないけど、大変に密度が高く、内容が濃い巻でした。
また次回、大きな動きがありそうな予感がします...リンダも好きだけど、やっぱ香子を応援したいですね。 -
心をナイフでめった刺しにされているような、目に見えぬ痛みがひしひしと伝わって来ます。
どうしようもあったかもしれないけど、もはやどうにもならないこの状況と感情の中、誰もが痛みに苛まれるばかりです。
自分の一部の見たくない部分を切り落としても、傷口からは血が流れっぱなしでは、きっと永くはもたないのではないでしょうか。 -
今回は万里の独り相撲に終始する。
香子のストーカー的ベタ惚れも、性格的なものがあると思ったら実はワケありで…。
そして決着はちょっと痛い。
でも、男女関係ってそんなもんだよね、って思える。