つなげる広告 共感、ソーシャル、ゲームで築く顧客との新しい関係性 (アスキー新書)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 178
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048866033

作品紹介・あらすじ

ソーシャルメディアがインフラとして当たり前となった時代に、企業と顧客、人とブランドの関係、広告やマーケティングの考え方はどう変わるのか。「ロングエンゲージメント」の提唱者が3つの“つながり"から、新しい広告の姿を描く。

感想・レビュー・書評

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  • 感想
    共感の持つ力。押し付けるのではなく内側から湧かせる。ソーシャルメディアを通じて次々と広がっていく。思いもよらぬ効果を生む。

  • 電通のプランナーである著者が、≪広告はその表現の内容を「説得しよう」とするものから「共感を得る」ものに変えてきた≫ことに対して豊富な事例を用いながら説明してくれる教科書的な本。

    広告が本質的なコミュニケーションを実現するために
    ①ソーシャルメディアでファンを含めた生活者とつなげること
    ②ベストエクスピリエンスによって生まれる共感の自走を助けること
    ③ゲームの力で内発的動機付けを働かせる仕組みを作ること
    という3軸で実際の事例を紹介してくれる。

    文体は読みにくいけど勉強になります。

  • ソーシャルメディアの効果として、「(一人の人間が抱えるさまざまなソーシャルグラフの)多層的なつながりが、自覚なき拡散を生みだす」という指摘が、自分が今まで漠然と感じていたことがうまく言語化されたもので印象に残った。

  • 内発的動機づけについて、大切にしたい軸となりそうです。
    マーケティングだけでなく、事業や組織にも必要だよなーと、考えさせてくれました。
    もっと気軽になることや、無駄があってもいいのかも。

  • ぬるい、ぬるすぎる。入ってこない。
    ふわふわふわふわ、なんか言ってるようで、実はなんもいってない類い。

  • 企業の広告について、現在求められているコトが明瞭に述べられている。広告は、ソーシャルメディアを使うことでブランド形成と一体化し、それら全体を、企業と消費者が同じ立場で共有した上で、そこに感動を盛り込むことで、広告が自走していく(ソーシャルメディアを介して伝播していく)話はとても興味がわいた。

  • 副題どおり、「共感」「ソーシャル」「ゲーム」がこれからの企業と生活者を結びつける、つなげる広告。

    途中CMやビデオの紹介があるが、YouTubeでチェック。便利な世の中になったもんだ。

    12/10/21-105

  • ソーシャルを活用した事例や、広告のコンセプトの解説。
    自走するコンテンツなど、いくつかポイントはあったが、一番心に残ったのはお互いがつながることを大切にするということ。勉強になりました。私もやってみたい。

  • 従来の広く知らしめる「広告」から、「つなげる広告」への変化を、うまく説明している。よく知られた事例も多いが、それを体系だてて説明しているので、分かりやすい。『ロングエンゲージメント』も面白かったが、その延長線上にある本書の意義も大きいと思う。

  • 今の広告(コミュニケーション)のあり方がよくまとめられていると思う。海外の事例が多いのが、勉強になる。
    中身は、まあ、業界の人ならなんとなく実感していることが書かれているだけなのだけれど、佐藤尚之氏と同じで、なんとなーくみんなが思っていることをちゃんとまとめる人がいるからこそ、業界として向かうべき方向性が明らかになってくるのだろうと思う。その人自身が新領域で何をしたかではなく、その新領域をどう捉えるか、の方が大事だ。その意味では、著者は必ずしも実務者でなくても構わないが、本著のように、実務者だからこそ書ける力強さがあり、業界を牽引するのだと思う。

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