探偵・日暮旅人の宝物 (メディアワークス文庫 や 2-5)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.71
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本棚登録 : 1028
感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048869263

感想・レビュー・書評

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  • 続きが出るとは思ってなかった。
    1巻目に戻ったかのような、短編集。他は、(了)で終わっているけれど、「夏の日」だけ、(つづく)で終わっているから、短編集、というのも違うのかな。さて、今後どうやって進んでいくんだろう。
    「犬の散歩道」は灯衣ちゃん、「愛しの麗羅」は雪路、「花の名前」は増子さん。「夏の日」は陽子さん、なのかな。夏の田舎の風景というのが羨ましすぎてたまらない。田舎の星空はすごいよなぁ。
    「六月の花嫁」は読みながら涙腺うるうる。いいお父さんだなぁ、と思うと同時に、娘さん、素直に育ったんだねぇ、と思いました。

  • ほんわかしてて好きな本。すぐに終わったと思ったらセカンドストーリーってことで続編が出た\(^o^)/
    思ってたより、本編を掘り起こした話ばっかりだったから進んだかんじがしなくてちょっとつまんなかった

  • 終わったと思ったのに!
    前巻の最後に、実はもう目が…と思って、大泣したのにっ!!
    書店で新刊棚に平積みされているのを見て、なんですとっ!?と、叫びかけたのは私です。

    セカンドおめでとうございます。
    今回も、気になるシーンが在りました。
    恋の行方が進展を思わせるニヨニヨもあり、問題起承もあり。

    次作も楽しみです。

  • この3作目が一番面白い!
    作者の狙うところが、きちんと見えてきた。
    今後の展開が楽しみである。

  • 愛情がかすかに感じられるようになってきた。
    悲しいこともあるし、取り返しのつかないことも多く書かれているけど、どっか救いを感じた。
    陽子が、報われるといいなあ

  • ■この日々は、『貴方』への『愛』で満たされている――

    保育士の陽子は、相変わらず血のつながらない親子・旅人と灯衣の世話を焼くため、「探し物探偵事務所」に通う日々を送っている。ある日、陽子は夏休みを利用して大学時代の友人・牟加田の地元に旅行に出かけることになる。牟加田は陽子にお願いがあるという。それは、彼の恋人役を演じてほしいというものだった。戸惑う陽子だが、その頃旅人は熱で寝込んでいて――。愛を探す探偵の物語、セカンドシーズン開幕!

  • 今までの旅人との出会いが書かれていて、隙間を埋めてくれた感じでした。セカンドシーズンということで、最後の終わり方から続きが気になります。

  • 前作読了後、収まりきれなかったというネタをまたどこかで拝読出来たらいいな、と思っていたのでセカンドシーズン開始とあってとても嬉しい一冊でした。
    色々なお話がありましたが、中でも「六月の花嫁」がとても心温まりました。旅人達の過去に絡むお話もありますが、全体的に温かい印象が強いです。
    しかし最後がまた気になる終わり方をしているので、続きが楽しみです。

  • 読書期間:2012/09/29~

  • 優しくて温かくて寂しくて厳しくて哀しい短編が五つ。「六月の花嫁」みたいな話は大好きです。牟加田君は、良い人ですね。幸せになって欲しいです。

    最後のあれは、陽子先生のストーカーかな? 平和でありますように。

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著者プロフィール

福岡県出身。2008年に第15回電撃小説大賞《選考委員奨励賞》を受賞。翌年、受賞作『神のまにまに!』で電撃文庫よりデビュー。他の著作には、TVドラマ化された『探偵・日暮旅人』シリーズ、『天保院京花の葬送』シリーズ(共にメディアワークス文庫)などがある。

「2023年 『幽霊と探偵2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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