なにかのご縁 ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る (メディアワークス文庫 の 1-7)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.70
  • (41)
  • (87)
  • (88)
  • (11)
  • (0)
本棚登録 : 813
感想 : 86
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048916202

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 可愛いうさぎさん可愛い。
    会長に愛されてどんどん丸くなればいいと思うよ。
    可愛いお話やった。
    続編があるなら読みたいって思うくらいの可愛いお話。

  • 何が良いってうさぎさんが可愛い!

    大学生あるあるみたいなのも所々にあって最後までページが止まりませんでした!

    ゆかりくんの人を思う気持ちが優しくて好きですねー


    続編出ないかなー、あるのかな

  • 前にパーフェクトフレンドを読みました。
    そのまえにアムリタを読もうとして挫折しています。

    野崎まどの作品は、読み始めたら読めるんですが、読むまでが中々…。

    今回も挫折しそうになったんですが、一話読んでしまうとスラスラーと読み終わりました。

    うさぎさんの態度のでかさと、ゆかりくんの誠実さがかけ合わさって面白作品です。

  • それは何かの縁だった。

    お人好しの大学生、ゆかりくんは
    しゃべる「うさぎさん」と出会いました。
    その長い耳で人の「縁」の紐を切ったり結んだりする
    神的な何かであるうさぎさんに
    (半ば脅迫的に)協力することになり…

    初・野崎まど、なのだけど他の方のレビュー見る限り
    普段はこういうほのぼのではない作家さん…なのかな?
    一通り読んでみる予定ですが
    会話がコミカルで好きです。
    話の内容や展開はもちろんだけど
    会話のテンポや言葉も読んでいて好みがでるので
    その点ではこの作家さんはとても好きな部類。

    こっそり倉庫で絵を描き続ける恥ずかしがり屋の
    貝澤さんと貝澤さんの憧れの傘屋先輩のご縁。
    珠山シティサイクル愛好会の面々が
    なんとかプリンセス・パールちゃんを
    完成させようとするご縁。
    教習所で出会った子供らしくない子供、篠岡君と
    そのお母さんのご縁。
    珠山大学自治会総務部長の才媛、西院さんのご縁。

    どの話もテーマが縁なので
    ほんわかじんわりして良いお話だった。
    続編が出そう。

  • 2013.11.13

  • あらすじの"ハートウォーミング"という言葉に「でもどこかで変わるんだよね?」と、終盤までいつもの野崎まどを期待していました。
    結局今回は最後までほのぼのしてました。こういうのもありっちゃありだけどもね。。。

  • 野崎まどとは思えないハートウォーミングっぷりに微妙に拍子抜けしつつもタマにはこういうのもアリだよねと、いやだって野崎まどもこの路線かよとか野暮な批判いかにもありそうだしなー。

    とまれキャラもいい感じなんで素直に続編に期待したいところ。

  • 「この作家さんなら何処かに落とし穴、罠が仕掛けられているはずだ。ホンワカふんわり表紙絵に騙されちゃいかん。」と気構えて読み始めたら、文章の面白さはあいかわらずで最後までハートウォーミングでした。大学生の波多野ゆかり君は大学の山で“縁”を切ったり結んだりする、喋る白ウサギと出あった事で人々の“縁”に関わる事になりますが、縁結びと言っても恋愛ばかりじゃなく、友情・家族愛もあり良い話でした。野崎まどさんの灰汁の強さとか驚きの顛末を求めちゃいかんお話w。

  • 遠い昔である大学時代を懐かしみました
    誰かの思い出のような居心地の良い世界
    ですが、すべてはスーパー”できる西院”の
    物語に収束していく
    絶対に読まなきゃ損する作品です

  • まどさんのこれまでの作品から考えると、驚くほどに優しい世界でした。
    フードにうさ耳がついている物などは見かけた事がありますが、フードの中にうさぎが入っているなんて。
    うさぎさんの食事風景やゲーム中の姿なども可愛い。時にバイオレンスなのも個人的には好き。
    西院さんとうさぎさんの触れ合いをもっと見てみたかった。
    これから春……。ゆかり君の眼球が心配です。

全86件中 51 - 60件を表示

著者プロフィール

【野崎まど(のざき・まど)】
2009年『[映] アムリタ』で、「メディアワークス文庫賞」の最初の受賞者となりデビュー。 2013年に刊行された『know』(早川書房)は第34回日本SF大賞や、大学読書人大賞にノミネートされた。2017年テレビアニメーション『正解するカド』でシリーズ構成と脚本を、また2019年公開の劇場アニメーション『HELLO WORLD』でも脚本を務める。講談社タイガより刊行されている「バビロン」シリーズ(2020年現在、シリーズ3巻まで刊行中)は、2019年よりアニメが放送された。文芸界要注目の作家。

「2023年 『タイタン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

野崎まどの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×