なれる!SE (9) ラクして儲かる?サービス開発 (電撃文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 548
感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048916219

作品紹介・あらすじ

アルマダの攻勢を受け、業平案件は守りきったものの業績が悪化したスルガシステム。苦境を脱すべく、社長が下したミッションは従来の個別システム構築ではなく定型のサービス開発と拡販だった。その実行チームとして立華、梢が選ばれる。そして犬猿の仲の二人を束ねるプロダクト・マネージャーに指名されたのは-もちろん我らが桜坂工兵!慣れない業態に五里霧中&試行錯誤の工兵たち。希望が見えたと思った矢先に立ちはだかるのは、思わぬ障害と失敗の許されない巨大な取引先!?萌えるSE残酷物語、新たなるチャレンジの第9弾。

感想・レビュー・書評

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  • どんどん主人公がハイスペックになっていく。。。

  • 想像するだに恐ろしい

  • ”出社すると、カバーのかかったこの本が、机の上に…。
    そして付箋紙に「面白いので読んでみて下さい」とのボスからのメッセージ。なんとも粋なはからい。

    サービス開発をするってことは、こんな風にアイデア立案、サービス提供、営業、拡張…の山を、継続的に乗り越えていくことなんだろうな。うん。

    読んで分かった気にならず、実践につなげるには???

    <以下、ネタバレ的なストーリー概略>
     社長から「新サービス開発」宣言
    →プロダクトマネジャーをムチャぶり > 桜坂工兵
    →新サービス案、浮かばず…
    →個別案件の相談でひらめき!
    →社内SEに相談して
    →ファーストユーザになってもらい、めでたくリリース
    →but まったく売れず…
    →やむなく個別カスタマイズを引き受けていると…
    →SIerへ向けて代理店説明会
    →翌日、超類似サービスが発表されて…
    →・・・
    →いざ総務省へ!

    <きっかけ>
     大ボスからのオススメ。感謝!”

  • 立華ちゃんと梢、福大がタッグを組んでいくのがなかなか面白い。せっかくん新しいニーズと技術を他社にパクられて頓挫しそうになったビジネスを立て直しだけでなく、反撃に転じるあたりはなかなか読みごたえがあった。

  • シリーズ第9弾。かなり色合いが変わってきた感はある。室見さんの出番もあまりなく、SEあんま関係なくね?みたいな疑問も出てくる。でも、面白い。

    今回はサービス開発について。アイデア、イノベーション、シーズとニーズといった話。

    今作は、社長がわりかし格好いい。

    話の展開と主人公のレベルアップ具合を考慮すると次作あたりでベンチャービジネス立ち上げていそうな気もするが、やはり「組織の中で働く人」がこのストーリーのポイントと言えるので、その当たりどう展開するのかが興味深い。

  • 今回は社長の無茶振りから、新サービスの開発に抜擢されちゃう話し‼︎‼︎

    安定の面白さだったけど…


    乗り越えられそうにない問題をなんとか工兵が解決していく…
    少しだけ自分の中で、マンネリ感(,,゚Д゚)

    次は社員旅行みたいだから少しマンネリ感を脱却できるかな?

  •  業界用語、個別の商品概要、そしていかなる問題があり、それをどのような手法で解決したか。本巻で描かれるこれらは何れも業界特有の専門性が過ぎて良く判らない。
     ただまぁ着地点は、他巻に比べると割と穏当に落着している印象。

     ところでチートすぎる主人公工兵。彼に見られる能力は就職後早い段階で身につける人も多いが、もう少しキャリア重ねた上で本巻、つまり、全体的に時間的スケールを長めに調整し直した方が(例えば、既に5年目だとか。せめて3年目)腑に落ちやすい。この辺りの歪みはライトノベルだからとしか言いようがないが…。

  • 友達のネットワークの無料保守を拒んだ人が、友達の専門家に無料相談して道理が通りますか。

  • 初めて見たことのない機器が出てきた。ストーリー展開はいつもながらおもしろかった。ただ、巻き返しに繋がる気づきが、かなりご都合主義っぽかったのだけが残念。桜坂くんの性格が歪み始めているのではないかと、ちょっと心配になる一巻。

  • どんどん続編が出てくる。
    登場人物以外はリアリティあり過ぎ。
    もっとも、これで登場人物が現実にありそうな設定だと読むに耐えないものになってしまうかも(笑)
    次の展開が楽しみ。
    やはり「嘆息」がきになるというか、目につく・・・

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著者プロフィール

2007年『葉桜が来た夏』で第14回電撃小説大賞<選考委員奨励賞>を受賞。代表作に電撃文庫『なれる!SE』『ガーリーエアフォース』などがある。

「2021年 『僕らのセカイはフィクションで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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