ガンパレード・マーチ アナザー・プリンセス (電撃ゲーム文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 61
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048919678

作品紹介・あらすじ

前線から撤退途中の小山美千代は、瓦礫の中にたたずむ制服姿の男子学生を見つけた。学生の名は秋草一郎。一緒に撤退することを説得する小山に、秋草は新たな作戦への参加を命じた。やがて秋草と小山は、苛烈な戦火の中で淡く危うい恋に落ちてゆく。一方、秋草の上官にして芝村の姫である神楽は、天才的な計算力を駆使し、戦争の勝利と妹である舞の抹殺に突き進んでいくが…。隠されていた設定を再構築し、新たな視点で描く、芝村姉妹の闇、速水厚志の過去、そして熊本城決戦の真実の物語。

感想・レビュー・書評

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  • ガンパレード・マーチ。
    2000年台初期のPSのゲーム。

    名作かと問われれば、あまりにも多いバグ、作り込みの甘いゲームシステム等々、マイナスポイントが多すぎて肯定はできないだろう。
    しかし、それを補って余りある魅力がこのゲームにはあった。
    その世界観、シナリオ、キャラクター、ゲーム性は一部の人達を熱狂的なファンに変えた。
    私も当時はハマりまくった1人だ。

    小説が出ているということはなんとなく気づいていたが、ライトノベル全般に苦手意識を持っていたこともあり、手が伸びなかった。
    今回ラノベにも手を出してみたことに合わせ、こちらも購入してみた。
    本編はともかく、サイドストーリーなら手を出しやすいとの判断。

    内容的には、いかにもガンパレード・マーチっぽい主人公が活躍する話。
    外から見る5121小隊は改めて化物だと実感。
    OVERSが入ってるからな!
    まぁその5121小隊の面々にも会えたし、あの熊本城攻防戦も見れたのでその点は満足。
    速水君への復讐がどう成されるのか(いや、成されないのはわかってるけど)は楽しみな要素だった。
    が、残念ながら小説の評価としてはイマイチ。
    ガンパレード・マーチファン以外にはオススメできない。

  • コミックスは3巻まで読んでからこっちに。
    小説よりはゲームシナリオ的な雰囲気でさくさく読めてしまう感じ。5121に会えて嬉しかった。

  • コミックで出ていたアナザー・プリンセスの完全版。
    榊涼介のとはまた違うストーリーで、これもまたよし。
    速水、芝村機の鬼のような強さとかはないし、砲兵との共同戦術とかもなくて、気合いだけで戦っている気も無きにしも非ず (^^;;

  • 0193

  • 大木妹人が5121の戦車随伴兵ででてるなぁ。

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著者プロフィール

ゲームデザイナー、作家、漫画原作者。
第5回日本ゲーム大賞優秀賞、第32回星雲賞メディア部門を受賞した『ガンパレード・マーチ』をはじめ、『絢爛舞踏祭』や『ガンパレード・オーケストラ』三部作などを手がける。
その特異な世界観と研ぎすまされたシステムから、「芝村ゲー」と呼ばれ、高い評価と熱狂的なファンを多数獲得している。
小説の代表作に『マージナル・オペレーション』シリーズ(星海社FICTIONS、全5巻)があり、同作は『月刊アフタヌーン』でコミカライズが連載中。また、『マージナル・オペレーション』前史にあたる新シリーズ『遙か凍土のカナン』(星海社FICTIONS)もヒット中。近年は多くの漫画原作も手がけている。
現在、世界観設定などを担当したブラウザゲーム『刀剣乱舞』が大ヒット中。Twitterアカウント @siva_yuri

「2023年 『マージナル・オペレーション [F3]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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