やがて君になる(3) (電撃コミックスNEXT)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 794
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048924313

感想・レビュー・書評

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  • 危ういバランスの上で成り立たせるのが巧いので物語にどんどん引き込まれていくし、ハラハラとした関係性の綱渡りが求心力をもってぐいぐいっと先へと持っていかれる。
    確かにこの漫画は百合漫画だが、同性同士の低体温な恋愛漫画のような印象が私的に残る。
    決して熱くなってはいけないし、燃え上がらせてしまってもいけないという制約に中で揺れ動いてしまう好情がより秘められた退廃的で耽美的な行為に映る。
    アンバランスでアンビバレンスな関係性が維持される中で劇中劇で更にどう展開されるのかに期待を膨らしながら正座待機。

  • 侑と燈子のアンバランスで一歩踏み込むことが危険な関係を描きつつ、燈子の同級生の沙弥香の燈子への淡い心や偶然知った喫茶店店長と教師の百合な関係
    と読み応えがありましたね。
    侑と燈子の関係は侑が意識し始めたことによりどのようになるかが期待出来ますね

  • 雑誌「月刊コミック電撃大王」で連載されている仲谷鳰の「やがて君になる」の第3巻です。2018年10月~12月までTVアニメが放送されました。本巻は第7話~第9話に相当。 侑と燈子の距離がだいぶ縮まっていて、相合い傘のエピソードとか一見するとラブラブな百合ップルに見えますね。侑の心の変化がこれからどうなっていくのか。小説にもなっている沙弥香の過去や侑と沙弥香のつながり、そして体育倉庫のご褒美とけっこう転機になる巻です。次回は遂に文化祭、そして生徒会劇です。この先に何が待っているのか。

  • 【あらすじ】
    七海燈子と小糸侑。
    徐々に距離を近付けるふたりに、佐伯沙弥香は焦燥感を募らせていた。
    だが、燈子が望む形で彼女の傍にいることを決めた侑は人を好きになることを諦めようとしていた。
    「わたしは誰も好きにならない。これまでも、これからも。」

    【感想】

  • 3巻は本筋よりもサブエピソード中心か。いやみなくすっきりキレイな絵柄が変わらずすばらしい。

  • 百合というか,もはやベクトル計算が必要な状況www。個人的には佐伯嬢のこじらせ具合がツボ。

  • あかん(あかん)

  • 生徒会劇の脚本の話と並行しての体育祭編。
    新たな百合CPの登場と絡めて佐伯沙弥香の感情について今回ではっきり描写したのと、沙弥香と侑を単純に衝突させるのではなく、それぞれに燈子への想いを改めて考えさせてあの距離感に整理したのはうまいなぁと。

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