笑い猫の5分間怪談(11) 失恋小説家と猫ゾンビ

制作 : 那須田 淳 
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 49
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048925822

作品紹介・あらすじ

※ホームページもやってるぞ! 全巻の第1話が読めて、感想がかきこめる!

『失恋(しつれん)はいいぞう。おれの怪談(かいだん)なみにホラーだ』

「笑い猫(わらいねこ)」が語る、5分で読めるたのしい怪談(かいだん)、11話。
さし絵もいっぱい33枚。【どの巻からでも読める! 】

ねこなめ町には、ふしぎなうわさがある。
駅前に猫の図書館バスがとまっていて、失恋した子をひきずりこんでは怪談を聞かせるらしい。
じつはその猫、小説にもうるさいみたいで、お気に入りの小説に子どもをとじこめちゃうんだって!
さあ、「笑い猫」が語る、1話5分で読める、たのしい怪談集(全11話)のはじまりはじまり~。

陽大(はると)にフラれたアリサは、ひきこもって、主人公の自分がモテてモテてモテまくる妄想(もうそう)小説をこっそり書いていた。気分転換(きぶんてんかん)に外に出ると、駅前にあやしい図書館バスが。一冊手にとってみると……「これ、私が書いた小説だわ!」そこへなぜか陽大も登場。笑い猫は二人をアリサの小説世界にひきずりこみ、怪談まで語り出す。モテてモテてモテまくれる笑い猫の図書館バスには、「鬼当番」や「恐怖辞典」など、ギャアアアッてほど怖くて、ニヤニヤ気まずく笑っちゃう怪談がいっぱい! 本を愛するすべての人におくる第11巻!

【全国の学校で大人気!!】
「クラスでひろめてブレイク中!(小4女子)」
「買ったその日に読みおわるぐらい大好き(小5女子)」
「家族みんなで読めるのがいい(小6男子)」
「こわかったけど、なぜか最後はすっごく面白かった!(小2女子)」
「読書ギライでも楽しく読めるので、サイコーです(小4男子)」

(1)1話5分で読める
(2)さし絵がいっぱい
(3)人気作家が書いている

感想・レビュー・書評

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  • みさきさん好きです!

  • 作家陣:那須田淳、松原秀行、柏葉幸子、雪乃紗衣、宮下恵茉
    イラストレーター:okama、Patty、もけお、アオイ冬子、水谷はつな

    笑い猫によって新ラブフォーエバーの世界に閉じ込められてしまったアリサと陽大。
    アリサの妄想パワーが炸裂した新ラブフォーエバーの破壊力が凄まじい。
    幼馴染で婚約者の双子、吸血鬼で探偵助手、新撰組のメンバーは男同士の恋、そしてゾンビ…。
    みんなにもてるヒロイン(主人公は自分=アリサ)は美味しいけど、黒歴史すぎる。
    そして、アリサは小4なのにはやくも男同士に目覚めるのか…?!
    というか、1ヶ月も不登校をやって妄想小説を書き続けるとは…。
    陽大も1日学校をさぼったり。
    今の小学生ってそんな簡単に学校を休むのか。
    話の中だけ…?

    ねこなめ町のうわさは募集してても、普通の話の募集なんてやってたんだー、と思ったら募集もしてないのに勝手に応募した天才作家登場。
    そんなのもありなのか。

    今回は途中の怖い話よりもメインの話の方に興味がいって、楽しく読めた。

    「人形家族」のサヤさんは一体何者なのか。
    毎度怪しく登場するけど、正体は明かされず。
    「鬼当番」
    さすが、柏葉幸子。
    怖い話もなんだかノスタルジック。

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著者プロフィール

1959年浜松市生まれ。著作に「ペーターという名のオオカミ」(小峰書店、産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞)など多数。日本ペンクラブ会員。日本YA作家クラブ会員。和光大学非常勤講師。

「2021年 『10歳までに読みたい世界名作 第4期 既3巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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