シャンプーと視線の先で ~夢解き美容師、葉所日陰~ (メディアワークス文庫)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048932189

作品紹介・あらすじ

悩みを抱えたお客の集う、表参道の美容室。鏡越しにしか視線を合わせられない美容師の葉所日陰は、シャンプーをするとお客の悩みが視えるらしい。彼が生み出す美しいヘアスタイルは髪だけでなく、心も癒してくれる。

感想・レビュー・書評

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  • 腕前だけは確かなその美容師にシャンプーしてもらうと
    夢を視てしまう。

    他は現実なのに、シャンプーの時間だけが非現実。
    美容師も淡々としているので、彼だけが
    非現実、といういい方もできるかも?

    しかし何故腕がいいのに隠れるようになったのか。
    その辺りが微妙です。
    ちょっとだけある情報を繋げると、モデルが悪者にして
    仕事を奪い取った、という感じに思えます。
    それなのに誘いに来た? 最後に謝った? と思うと
    過去に何が? というのがさらに疑問です。

  • やってもらいたいシャンプー

  • 【美容師、葉所日陰が生み出す美しいヘアスタイルは、髪だけでなく、心も癒してくれる。】

     表参道の裏路地にある、隠れ家的な美容室の『夢やうつつ』。そこで働く葉所日陰は、鏡越しにしかお客さんと目を合わせられないほど内向的だが、かつてはトップモデルのヘアメイクも担当したほどの腕前。さらに、裏オプションの彼のシャンプーは「夢シャン」と呼ばれ、シャンプーの最中にお客の悩みが夢となって視えるらしい。
     お客さんの悩みを解決するため、最高のヘアスタイルを生み出す日陰の元には、悩みを抱えたお客さんが、今日も後を絶たない。 

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著者プロフィール

『下北沢ヌックラ堂 ~ワケあり古着に囲まれて』(メディアワークス文庫)でデビュー。『夜空は見上げる君に優しく』(メディアワークス文庫)、『賢者タイムが終わらない。』(電撃文庫)などを刊行。

「2019年 『規格外の錬銀術師、最凶吸血鬼の始祖となる ~蒼はアルケミスト学園と踊らない~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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