ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンXIII (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 104
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048935173

作品紹介・あらすじ

イクタ、トルウェイ、マシュー、ハロ……来たる決戦を前に、カトヴァーナ帝国の面々は準備に余念がない。一方、ジャン率いるキオカ共和国も勝利を確信していた――。

感想・レビュー・書評

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  • ラスト前の短編集みたいな。

    まさかマシューとぽるみんを結婚まで持って行くとは。
    レミオン兄さんのいい奴感が増してきてる。なんで初回登場あんなんだったんや。。
    トリスナイとヴァッキェの話は必要なのか、どうでる次巻。
    そしてなぜここに来てサフィーダ中将だったんだろう。サザルーフに焦点当てようとすると出すしかなかったのか、、、?

  • 謎解きで盛り上がった後の息継ぎの一冊。次巻がラストとのこと。最後まで生き残れなそうな人もいるけど、なんとか良い形で収まって欲しい。

  • あとがきに、次がラストとの告知。寂しいやら物悲しいやら…。

     本巻はラスト前の溜めの巻だが、ラストかぁという感傷に浸る間も無く、あッと言わせる意外な人物が登場し、彗星の如き印象を植えつけ退場していく様には驚かされる。

     本筋と関係ないが、イクタをして弱音を吐ける相手の存在、彼を暖かく支える人の存在に心底からの羨望の感が。元よりその置かれた立場は全く比較にならず、さらに人間的魅力も著しく劣後していることは、はなから承知してはいるのだが…。

  • 前巻で世界観の説明があって、さて今巻はというところだったわけだけど、これはいわば嵐の前の静けさと言うか、ひと時の休息のような巻だった。

    いろんな登場人物たちの小さなエピソードが重ねられて、それが最後に向けてどう意味を持っていくのか、とても興味深い。
    途中で出てきた意外な人物のエピソードはもっと最後に重要な役割が振られる伏線かと思ったけど、そこまでではなかったんだな。

    そしてやっぱりラストのイクタとハロの場面には胸が熱くなった。
    イクタの重圧はどれほど大きなものなのか。
    もしヤトリがいれば多分全然平気だっただろう。
    でも、ちゃんとハロを頼ることができた。
    そうだよ。
    もともとこの物語は、天才軍師がその知略でホイホイ勝っちゃうような話ではなかった。
    もっと苦しく理不尽で、その中で仲間と支えあって、事を成し遂げてきたんだ。
    そういうお話なのだ。
    その中で容赦なく犠牲も払われた。
    だから最後まで目が離せない。
    彼らの願いは想いは約束は、ちゃんと果たされるのか?
    次巻、最終巻だということに少し驚いたのだけど(あと2-3巻出るのだと思っていた)心して待ちたい。

  • 次で最終巻なんだ~
    でも大丈夫なのか?伏線全部回収できるんだろうか?まあ最終巻が上中下巻に分かれるとかザラにあるからそうなるかもしれないけど。

    というわけでびっくりな方が登場したり面白かったです。人知を尽くして天命を待つかぁ…。彼らのその後、どうなるのか次の巻が楽しみです。

  • どちらかと言えばに日常回に近いような雰囲気に仕上がっているので、殿堂入りとまではいかないかなあと。でも、最後のハロとイクタのやり取りは最高で、作者の本気が垣間見える素晴らしさ。
    ところで、次巻で最終巻だとのことで驚いた。私感では1巻で蒔いた伏線を考えれば、20巻でも30巻でも続くんじゃないかと思っていたので。どういう終わり方になるか創造もつかないけれど、素晴らしいシリーズを締めくくるにふさわしい最終巻であって欲しい。

  • 次回が最終巻!
    刊行までに間があきそうとのことだけど、待ってる……! 楽しみに。

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著者プロフィール

2010年に「神と奴隷の誕生構文」(電撃文庫)でデビュー。「スメラギガタリ」シリーズ(メディアワークス文庫)、「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」シリーズ(電撃文庫)を刊行。

「2023年 『七つの魔剣が支配するXII』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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